木川南整骨院の村上です。
最近、急激な冷え込みやそれによる集中力の低下のためかスポーツや階段でこけたなどの外傷が多くなってきました。
みなさんご来院されるまでアイシングを全く行わない方が非常に多いです。
さらに負傷から数日たち来院された方の中には「温めると痛みましだから」と入浴されている方が多いのにも驚かされます。
受傷約一週間程度は氷や冷却材などでのアイシングが重要で治癒期間にも影響します。
温めると楽になるのは全身が血行がよくなり、痛みの成分が一時的に流れるからです。
しかし、温めたことで炎症はさらにひどくなり、朝には前日より腫れたり痛みがひどくなったりします。
受傷時には必ずアイシングを行ってください。
患部にり氷水などで20分程度を数時間おきに行うがベストです。
冷却材でも可能ですがタオルなどで覆って凍傷にならないよう注意が必要です。
圧迫や挙上も行うことも基本ですがまずはアイシングです。
ストレッチや無理に引っ張るなどした経験がある方も多いと思いますが、これらも患部をかなり悪化させます。
この場合、患部に再びダメージを与えスムーズな施術ができないだけでなく、かなりの施術期間を必要になってくる場合もあります。
治癒期間が長くなるほど後遺症が残り、数年かかる場合あるいは消えないこともあります。
自己判断は避け適切な応急処置を行い早めに受診されることを心掛けてください!