こんにちは。
キッズマネーステーション認定講師の柴田です。
いよいよ夏休み突入
たくさんの宿題や1学期の成績をものともせず、
子どもたちはウキウキとはしゃいでいます。
楽しいこと・うれしいことがあると気分は浮き立ちますね。
消費税UP前に住宅購入をと考え、現在進行真っ最中の方も多いと思います。
私の近所でもこれを機にと考える人が多かったのか、次々と新しい家が建っています。
住宅は一生に何度もはない、とても大きな買い物。
自分の家を手に入れると言ううれしさに浮足立ちがちになるけれど、
大きな買い物ゆえ、冷静さも大切。
非正規雇用も多く、若い世代の収入が少ない今。
大きな買い物（住宅購入）をしようとローンを組もうとしても、
残念ながら審査が通らず、購入断念したケースもちらほら見聞きしています
一度に何千万円も手元のお金で払えるわって方はまれでしょう。
大概住宅ローンを組んでの購入が多いかと思います。
いい物件があって、購入しようと契約したけれど、
ローン審査が通らなくて買えないわとなった場合はどうなるでしょう？
契約の際、大抵は手付金を払います。
もっといい物件が見つかってその物件を買う気が無くなったというような、
買主の都合で契約を解除する場合、手付金を放棄（要は手付金は戻ってこない）すれば、
登記などの履行の着手をする前なら損害賠償しなくても契約を解除できます。
（ちなみに売主の都合で売りませんになったときは、売主は買主に手付の倍額を払います）
でも手付金も何十万～何百万とかかるもの。
ローン頼りが多い中で、審査通らなくて購入断念というケースは想定されること。
審査が通らなくて残念ながら購入断念した上に、
その手付金も戻ってこなかったらショックですよね
その為に、特融資利用の場合審査が通らなかったら
手付金を返還するというような特約（ローン特約）を設けていることが多いです。
でもこれはあくまでも特約
重要事項説明書にこの記載がない場合、もしくはその特約の条件によっては、
思ったような融資が受けられなくて契約解除したくなった時、
手付金を返還してもらえなかったり、取り戻すのに裁判等の負担が生じたりする事もあります。
慣れない書類や手続きの多い事でしょうが、
マイホームのような大きな買い物のときは
契約書やその他の書類、すみからすみまでよく読んで、いろんな場合を検討しておきましょう。
大切なことは特約や、小さな注意書きに入っていることもよくあることですから。
（住宅だけでなく、保険でもね！）
一番いいのはその時の状況に流されて購入を決めたりせず、
自分のライフプランを日ごろから考えておいた上で、
準備をしてタイミングをはかるということ。
我が家の毎日外を走り回って真っ黒の二人の息子たち。
1か月後に苦しまずに済むよう、夏休みを楽しみつつも
計画立てて、宿題進めさせなきゃ！！
それでは、また来月！