こんにちは。
第2週担当の安田晶子です。
ご無沙汰していますが、お元気ですか?
もう、すっかり外は夏ですね。
今週のスタートはなんと今日、土曜日になってしまいました。
いつもながら、ごめんなさい!
さて、今日は国債についてのお話です。
何故って、こんなニュースを見つけたので~
ムーディーズ、日本国債格付けをAa3に引き上げ
2008年06月30日
格付け会社ムーディーズ・インべスターズ・サービスは30日、
日本政府による円建て国内債券(日本国債)の格付けを
A1からAa3に引き上げたことを発表した。
ムーディーズシニア・バイス・プレジデントのトーマス・バーン氏によると、
今回の日本国債のA1からAa3への格上げは、
継続的な財政引き締めあるいは再建の取り組みへの期待、
およびデフレのマイナスの効果のなだらかな提言を背景としているという。
同社によると、世界経済情勢が不安定な最中にあるとしても、
同社によると、世界経済情勢が不安定な最中にあるとしても、
日本経済はその強さを維持していくとみられるため、今回格付け見通しの
ポジティブへの変更・見直しといった通常のプロセスを経ずに
1ノッチの格上げを行うに至ったという。
同社は日本政府および与党の財政再建へのコミットメントの強さも評価している。
バーン氏によると、
バーン氏によると、
「日本の消費者物価指数はプラスの領域に移行しているが、その上昇ペースが
他の先進諸国に比べ比較的緩やかであり、マクロ経済の安定性を脅かしたり、
日銀による予防的な引き締めに
つながったりすることは考えにくい」
という。
また日本の銀行システムについても、再編が進んでおり、
欧米での信用危機による最悪の影響を回避しているため比較的良好な状態にある
との評価がなされた。
これを受け、30日の外国為替市場では円買いの動きが高まった。
これを受け、30日の外国為替市場では円買いの動きが高まった。
16時現在円相場は1ドル105円後半で取引されている。
ふ~ん。
もしかして、これからも強いのは日本!?
なんていう気がしてきましたね?
ただ、日本の国債は利率がすごく低いので、これで買おう!と
思う人は、そう多くなないでしょう。
記事にあるとおり、円相場にはすぐ影響したようです。
もっと格付が高くて利率の高い国債はあります。
アメリカやオーストラリアはそうですね。
では、今注目されているBRICsなどはどうでしょうか。
B: ブラジル Ba1
R: ロシア Baa2
I: インド Ba2
C: 中国 A1
ブラジルも結構頑張って格付けを上げてきているようです。
中国は先月までの日本と同じっていうことですね。
こんな風に、国債の格付けにも目を向けると、世界の経済が
見えてきそうな気がしますね。
それではまた!
安田晶子