第3の愛 <제3의 사랑> | 韓国映画ひくほどLOVE ~時々ぴょんて

<LOVE>

    監督:イ・ジェハン

    出演:ソン・スンホン、リウ・リーフェイ



なんか。。。思ったより悪くなかった。
 
想像以上。。。っていうか、私の得意分野ではない中国映画で。←「中国映画が苦手」、ではなく、「韓国俳優さんが出演している中国映画が苦手」なの。面白い作品に出会った事がないんだも~ん。
で。しかもラブストーリーなので。ハードルが低かったのも事実なのだが。
 
だがしかぁ~し!
驚くほど気に入ってしまったのだよ。ミラクルなのだよ。
いや。
イ・ジェハン監督さんのお力もあるかと。思うけれども。
 
でね。先ず。
スンホンさんが。吹き替えなのだわ。
中国圏には色んな言語があって。一律に中国俳優さんと言っても、別の言語を話したりもする訳なので。吹き替えちゃうのに慣れてるって聞いた事があるけれど。
日本では、特に、登場人物の一人だけが吹き替えなんて殆ど無い事なので。違和感しかないでしょ。実際私もそうだったし。
 
それが。
案外早い段階で慣れちゃって。
慣れちゃうと逆に、吹き替えの俳優さんがとても演技が上手な方だったもので。スンホンファンには申し訳ないけれど。演技が2割増しで上手くなっちゃってて(笑)。
正直そこもハマった要因のひとつかもなぁ~。
 
基本的には、単純なラブストーリーなんですよ。
 
御曹司とバツイチ女性との恋なんて。超ありがち。特にヒネった部分も無く。
住む世界が違う男女が惹かれ合うものの、現実は甘くない。的な。完全なるステレオタイプでお話は進みます。
でも。
決しておとぎ話にはなっていないんだよね。ちゃんとした大人の恋を表現しているの。
 
ラブシーンも良かった!
キスシーンもベッドシーンもキレイで。。。だが。。。だがしかぁし!スンホンさん。ごめん。やっぱりキスがヘタっぴ~だわ。今に始まった事じゃないけども。
 
昔はさ。唇を突き出しちゃう子供っぽいキスで。それじゃぁダメだよぉ~って、見ながら良く突っ込んでたんだけど。←突っ込んでる時点で楽しめていないし。ウットリもしていないから。やっぱりダメキスだよ。
で。
今回はまた違って。逆にがっつき過ぎなの。
 
本当の彼女がお相手のせいか。本気が出過ぎちゃってて。口を大きくあけて舌を出し。。。ちょっぴり汚かった。
だってさ。
映画やドラマのキスシーンで。エロ映画でもないラブストーリーなんだもん。そこに本当っぽさなんて求めてないから。
ソフトで、うっとり系であるべきなの。特にこんな、エッチ感ゼロの美しい作品ならば尚更。
一度、ウソンさんとかスンウォンおっぱに習った方がいいな。これ、マジで。
 

それを除けばまぁ、(全体像としての)キスシーンも、ベッドシーンも、とても美しく。良かったけどね。

と。

相変わらず、ラブシーン関係を語りだすと熱くなり過ぎちゃう悪いクセ、出ちゃってますが(笑)。

 

取り敢えず。何よりも言いたいのが。。。やっぱりスンホンさんが!ハンサムだった!

 

初めて彼を見た時、本当に驚いたけれど。。。いやむしろ、個人的には歳をとってからの方がステキだと思う。

特に今回は高級スーツを着込んで。常にパリッとしておりまして。

どんだけハンサムなんだよぉ~!!

 

「イケメン」とも「グッドルッキング」とも違う。やっぱり「ハンサム」なんだよね。ちょいと昭和テイストを感じる美しさ、とでも言いましょうか。だから年配の方に人気があるのかと。

今回も映画館に杖をついたおバアちゃんが何人も来ていて。。。新宿の映画館まで来るだけでも大変だと思うのに。それでも見に来たい!会いたい!

特別な存在なんでしょう。

 

まぁ、とにかく。

スンホンさんのビジュアルはもう、何の文句もございません。キスの技術とか、全然許しちゃうよ。散々文句を言っておいてなんですが(笑)。

 

ま、そんな。

美しい男女の、ふつ~~のラブストーリーではございますが。

最後なんて涙、涙。

私がこんなラブストーリーで泣くなんてねぇ~。よっぽど気に入ったか。。。よっぽど心が弱っていたのか。

あ、現在は心身共にすこぶる健康なので。前者ですよ(笑)。