<コメディー・大人>
監督:ユン・ジェギュン
出演:イム・チャンジョン、ハ・ジウォン
恐ろしく下らない。つまらない。お下劣。
お下劣映画というのはアメリカ映画にも昔から多々あって。
『アメリカン・パイ』シリーズとか。←熟女(男)さん達にしか分からないと思うけど(笑)。
そのての学園モノが色々あってね。人気でした。
最近も『ハングオーバー』が人気出ましたよね。シリーズ化もされて。『TED』も。
両方とも全部観ちゃいましたわ。相当笑った。。。笑ってしまう自分が嫌いになるくらい、下品なんだけど。
『TED』は夫が大ファンで。我が家にはDVDやグッズが大量にあるわよ。
そう言えば、台湾に行った時。地下鉄で前に立っていた男性が、夫のカバンにぶら下がっているTEDのマスコットに異様に反応して。それに答えて微笑んだ夫と仲良くなってた(笑)。
そんなのもまた、映画の力だよね。世界共通の話題。素晴らしい。
でね。そう。
お下劣、お下品といいつつ、基本的に嫌いじゃないの。こういうの。
コメディーだと(難しい部分が無いから)字幕を読まないので、周りと違うところで笑って目立つ。というのが良くあるんだけれど。
結局、字幕は日本風のギャグに直している部分も多いからさ。
「あの映画、面白かったね」と友達と共感していても、実は「面白い」意味が全く違ってたり。
「そんなこと言ってたっけ?」ってことも。
仕方ないんだよね。そこには大きな文化や生活ベースの違いがあって。そのまま訳してみても、何のことやら全く分からない、って言うのが多いもの。
「TED」は特に、マニアック過ぎて分からない部分も多かったけれど。。。アメリカ人でさえ分からなかったって言うから。
関根勤さん的なね。分かる人にはツボるけど、その他大勢には何のことやら。って言う。
まぁ、とにかく。
わりとお下劣コメディーを観て来た私にとっても、本当につまらなく。観るんじゃなかったと本気で思うくらいグロい場面もあり。。。マジで。吐きそうだった。
誠に残念至極な作品でございますよ。これは。なので、別の作品の話ばっかりしている訳ですが。
そんなに古くないアメリカ映画だと、『なんちゃって家族』というお下劣コメディーがありまして。
セリフもやってることも本当に下品で。下らないんだけど。。。ストーリーがしっかりしていて。キャラもみんな魅力的。
お下劣でもこんな風に、ステキ・・・っていう言葉はちょっと違うけど(笑)、かなり面白い作品に仕上がるんだなぁと。思いましたわ。見習って欲しいです。
でも。ユン・ジェギュン監督って。
『国際市場で逢いましょう 』を撮ってる方なんだね。ビックリしたわ。良い映画だもの。あれ。
ジェヒュン監督。この作品の事は金輪際忘れますから。初めから無かったことにして(笑)。今後は、『国際市場』のようなステキな作品、期待しております。