<不倫>
監督:イ・ジェヨン
出演:イ・ミスク、イ・ジョンジェ
なんと。今日観た『世界で一番いとしい君へ 』のイ・ジェヨン監督の1作目ですって。
でもね、でもね。
やっぱり何と言っても、イ・ジョンジェさんなんですわ。
いえ。勿論、イ・ミスクさんの映画、なんですけど。間違いなく彼女は、素晴らしいのですけれど。
でもね。
個人的に。どうしても。ジョンジェさん。好きなので。そこばかり注目してしまいますの。面目ない。
ビジュアルで言えば、この若い彼より今のジョンジェさんの方が好き。
『新しき世界 』で完全にハマり。『観相師 』の悪役なんて、もぉたまらんぜよ。って感じなんですわ。はい。
一番最近観た『ビッグマッチ 』は残念ながら。。。でしたけども。
まぁそんな、若いジョンジェさんとの不倫物語な訳ですが。
20年近くも前の作品ですからね。どっぷりと姦通罪ありの時代ですよ。
そう考えると、単なる「不倫」も、その重みが変わってくる気がするわ。。。ってまぁ、そんな法律があろうがなかろうが、不倫するときゃぁする訳で。それが人間の性(さが)ってヤツなんでしょうが。
個人的に、不倫を美しく描くのは嫌い。
たまにあるのよ。「ピュアーな不倫」みたいなの。。。なんじゃそりゃ(笑)。
ズルイし。偽善的だね。そんなの。
やっぱりさ。
ドロドロねちねち、ぐちゃぐちゃしてこそ。それが不倫の醍醐味じゃぁないですか。
周りを傷つけまくって。自分達も傷ついて。それでも別れられない。離れられない。それが、ドラマを生む訳じゃないですか。
揺れ動く心。でも、身体に牛耳られ、そこにあるべき感情までも封印されてしまう。全てを捨ててでも引き込まれてしまう。
スゴイよなぁ~。そこまで引っ張られるなんて。まさに「生」で。「性」。なんですよ。