僕らの青春白書 <피끓는 청춘> | 韓国映画ひくほどLOVE ~時々ぴょんて

<LOVE・青春>

     監督:イ・ヨヌ

     出演:イ・ジョンソク、パク・ボヨン

 

 

ほんと、可愛らしい青春映画よ。

 

イ・ジョンソクさんなんて、気の弱い、顔だけ青年を熱演。ピッタリだったわ。

 

パク・ボヨンさんはイマイチだった。。。と言うか、頑張ってはいたけど何しろお顔が可愛い過ぎる!全く悪い子になんて見えない!

私のオオカミ少年 』の方が良かったな。

ま、本当の不良ではなく、家庭環境などにより、ちょっとヒネちゃってる、って設定だし。。って、それを言うなら、この作品に出てくる子達はみんなそうだけど。

悪人ではなく、青春のモヤモヤをどう表現してよいのか分からないって感じの、田舎の若者達。

なので。

これくらいで良いのでしょうかね。個人的にはどうしても、ちょっと物足りない感じがしちゃうんだけども。

 

だって。

私の知ってた不良達はマジで怖かったもん。実害は無かったものの。。。都会の不良は本当に怖いぞ。チンチャ。

 

懐かし歌謡が満載、って事で。(年代的に)一緒に鑑賞していたお姉さまはさぞかし懐かしがるだろうかと思っていたのに。殆ど韓国歌謡でございました。洋楽は2曲くらいだけ。ちょっと残念でした。

韓国のみなさんは、おぉ~懐かしいぃ~、なんて、それぞれの歌謡曲に色んな思い出を重ねておられたのでしょうね。


私は都会生まれ&育ちなので。田園風景にも穏やかな学校生活にも思い入れはありませんが。

懐かしさ、ノスタルジーってやつは感じるから不思議だよね。国を問わず。伝わるものですわ。

 

ラストは昔の映画のがっつりパロディーで。

リチャードさんたらもうオジイちゃんだもんなぁ~、懐かしいなぁ~、なんて映画的郷愁に浸りながらスクリーンを見つめて。。。あ~、けど、一瞬にして何のパロディーだか分かっちゃった私も、相当に歳を重ねているんだわねぇと、突然我に返ったりして。

 

変なラストだなぁと思ったものの、そう言う意味ではなるほど、こんな手法で懐かしさのダメ押しを感じさせられちゃう訳ね。と。妙に納得した私でした。