<ヒューマン>
監督:チェ・ジノ
出演:ユン・ゲサン、チョ・ジェヒョン
まぁ。。。死刑制度ってどうなの?というお話ですが。
私もたまに考えますけど。
個人的にはやはり、簡単に「死刑はヒドイ。反対」って言うのはちょっと無責任というか。偽善的というか。そんな気はしちゃうかな。
家族や友達をとても残忍な方法で殺されたとして。自分もボロボロにされて。それでもその犯人がヘラヘラ笑って「ざまあみろ」なんて言ってるような人間だったとして。
それ程残酷な目に合った事件の被害者自身が、「死刑は反対です」と言うならまぁ。。。もう一度考えよう。とは思う。
そこにどんな意味があるのか。今の私には到底計り知れないもの。
この映画のように、じゃぁ死刑を執行する側の気持ちはどうかと言われると、難しいよね。
考えたら、どうしてロボットとかコンピューターにやらせないんでしょう?せめて最後は人間の手で、って事なんでしょうか。分からないけど。
どちらにしても。
人間が人間を裁くという限界があるのは確か。
「絶対に間違いのない答え」というのは。。。存在しないと思うし。
結局。私達はこうして悩み続けながら、色んなことを決めて。時代の変化に融合しながら行動していくしかないんだわ。
それが正しいのか間違っているのか、いつまで経っても自信が持てないままね。