ソウォン/願い <소원> | 韓国映画ひくほどLOVE ~時々ぴょんて

<クライム・家族>

 監督:イ・ジュニク

 出演:ソル・ギョング、オム・ジウォン



ソウォン役のイ・レちゃんが・・・スゴいのよ。


可愛い子役ちゃんはたくさんいるけど、この映画を見て彼女が一気に一番に躍り出た!って感じ。

可愛いし。美しいし。演技もすばらしい。


彼女のお陰で、悲しい場面がより悲しく。そして、とんでもなく陰惨なストーリーの中にもしっかりと希望のようなものを見いだせそうなのも、間違いなく彼女の可憐さのお陰でしょう。


こんな、とんでもなく恐ろしく。おぞましく。非人間的な事件が実際に起こっている事を想像すると、マジで人間やめたくなりますわ。


しかも、映画の中では街中がすこぶる協力的ですけど、実際はそうはいかない。

現実社会って厳しいから。所詮他人事には無責任。それはどこの国でも同じ。

それでもね。みんなじゃないから。

悪党も、イジワルも、噂好きも、みんなじゃないから。


助けてくれたり救ってくれたり、いい意味で傍観してくれる人達もたくさんいるから。

だから辛いことがあっても、人って生きているんだろうね。

私もそうだったよ。辛い時期、まさにそういう人々に助けられた。


人の心って、ボロボロになって、もうムリだって思っても、わりと再生可能なんだよね。

なんとか生き延びて、次の日、また次の日って続けていくうちに、いつの間にかなんかちょっと変わっていく。不思議。


なんか、予定のない休日が続いたのでDVDを借りて。『殺人の疑惑 』だの『血の贖罪 』だのこれだの、悲惨なやつを続けて観ちゃって。ヘビー続きで。失敗した感満載ですけど。


まぁそれでも。

たまにはこんな風に色々考える時間があるのも悪くないのかも。

嫌な事も思い出しちゃうけど。。。それもまた私の人生だし。


映画っていいね。

一緒に泣いたり笑ったり考えたり。