リミッティングビリーフの例 <自分の性別であってはいけない> | 根深いブレーキ連鎖を次々と解放させる「お金のパートナーシップ構築プログラム」

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24のリミッティングビリーフ(制限となる思い込み)の一つに


<自分の性別であってはいけない 


があります。


このビリーフを持つ人は、心のどこかで「自分は違う性別で生まれてくるべきだった」と感じており、実際の自分の性別に違和感を感じます。


その結果、


・異性に近づくことに違和感を感じる

・女性で女性らしい格好ができない、したくない。

・「女らしさ」「男らしさ」「男女平等」といった言葉に過剰に反応する

・異性に対して過剰にライバル心や攻撃心を持つ

・女性で「男にだけは負けたくない」という気持ちが強く、意地になって働く。やられたらやり返す。

・自分は何か違う感じがする

・女性でことさらに女性らしさにこだわる


といったことで悩んだりします。


どうしてこうしたビリーフが刷り込まれてしまうのかというと、


親が望んでいたのと違う性別で生まれてきた子どもに対して、


「お父さんもお母さんもお前が男(女)の子でがっかりしたんだよ。本当は女(男)の子が欲しかったんだ」の

ような言語的なメッセージや、


「男の子に可愛いフリルやレースのついた服を着せて可愛がる」といった非言語のメッセージを通じて


子どもが自分の中にビリーフ(制限となる思い込み)として取り込んでいくからです。


全てのビリーフについても言えることですが、例え、親にはそんな気持ちはなくても、子どもがそう思いこんでしまったならば、そうしたビリーフは子どもの無意識の中に取り込まれていくんですね。


想像してみてください


本当に小さな子供は、


大人のように合理的に考えたり、判断したりできません。


経験も限られたものでしかありません。


そして、お母さん、お父さんは絶対者なのです。保護者でもあり、愛する対象であり、自分を愛してくれる対象なのです。


だから、お母さんやお父さんからのメッセージを極端な解釈をして自分の中に取り込んでしまうのも仕方のないことですよね。


そして、仕方にない面もありますが、取りこむことに決めたのは、あくまで、子ども自身。私たち自身なのです。


逆に言えば、私たち自身が取りこんだからこそ、私たち自身でビリーフを書き換えることができる。


自ら再決断して書き換えることを選択できるのです。


もちろん、必要ならセラピストの手を借りることもOKなのです。


このビリーフに対する書き換えの基本メッセージは


「女(男)でいい。女(男)らしくていい」です。



出典:棚田克彦 あなたの「悩み」がみるみる消える24の方法