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福島第一原発の爆発事故の影響で、
関東東北には大量の放射性物質が降り注ぎました。
そして、その放射性物質は、雨などによって
川や下水に流され、泥に混ざって下水処理施設に流れつきました。
その量は、関東の一都六県で、何と30000トンとのことです。
そして、この30000トンの放射性物質を含む汚泥は、
当然業者に引き取ってもらえません。
もし引き取ったとしても、
国が利用を許可しなければ
どうすることも出来ないからです。
その結果、どうなってしまったかというと、
自治体の保管場所に置いておくしかなくなり
あと1~2か月で保管場所がなくなるという状況になってきました。
そこで、農林水産省が何をしたのかというと、
この放射性物質を含む汚泥について、
放射性セシウム濃度が1キロ当たり200ベクレル以下であれば
肥料として使用を認めるという基準を発表しました。
なんと、全国の農地にばらまいていいことになったのです。
ここで、1キロ当たり200ベクレルというのは
どのくらい高濃度であるのかが問題になってきますが、
小出裕章氏いわく、尋常なことではないとのことです。
農林水産省は、放射性物質を含む汚泥を肥料としてまいたとしても
土の中の放射性セシウムの濃度は
過去40年程度の変動の範囲内で抑えられると
言っているそうなのですが
小出裕章氏いわく、1000倍のケタとのことです。
というわけで、この肥料が出回ることで、
日本全国の野菜や果物が、放射能汚染されていくことになります。
そのため、これまで産地を選んで食品を買っていた人も、
関東や東北で獲れた野菜を食べていた人と同様に
内部被ばくしていく可能性が上がります。
結局、日本国民みんなで
公平に内部被ばくしましょうということですね。
★ 放射能汚泥 関東3万トン
⇒ http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2011070190071537.html
★ 膨大な汚泥肥料、使用基準を公表 農水省
⇒ http://mainichi.jp/select/jiken/news/20110625ddm
★ 放射性セシウム含む汚泥の焼却灰の肥料利用について 小出裕章
⇒ http://hiroakikoide.wordpress.com/2011/07/01/tanemaki
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