新緑の「トゥルレッキル」をハイキング。我が妻がいつも登っているあの山頂はお預けです。
新緑のまぶしい、うららかな休日の今日は、妻と2人でゆったり家の近所の山道「北漢山トゥルレッキル(둘레길=周辺道)」を散策して来ました。といいつつ、私にとってはけっこうな登山だったわけですが、本格的登山が趣味の妻にとっては実際、単なる散策に過ぎないし、私も散策というしかありません。(^ヮ^;)
かなり登った所で、妻の作ったプッチンゲとキンパプを食べながら、美味しいコーヒーをいただきました。山の上で食べるということもありますが、何よりエビが入った海産物プッチンゲが美味しかったです。これは昨日の昼間、雨が降ったために妻が大量に作ったものの残りです。♪ヽ(´▽`)/
下山後は文化探訪としゃれ込んで、世宗大王の娘である「貞懿公主」のお墓を見て、その後、日本統治時代に国の宝を守った澗松美術館で有名な全鎣弼(チョン・ヨンピル)の家、韓国民衆詩人の先駆けである金洙暎(キム・スヨン)文学館などを見学しました。
私が住むソウル道峰区は、文化財が多くて青少年たちの歴史探訪コースにもなっており、けっこうな文化観光地域なんですよね。それが住人である私のちょっとした自慢でもあります。実際には地価が安くてソウルの中ではすっかり貧乏イメージなんですが、本来、歴史と文化の具眼者があえて住む場所だということですよね!ヾ(≧∇≦)〃♪
こちら「北漢山トゥルレッキル(周辺道)」に向かいます。
こんな感じで、木漏れ日が実にきれいでした。
最初はこういう道を登ります。
あちこちに花も咲いていました。
これは黒船ツツジでしょうか。北大の植物園で見たような。
他にもいろいろ。
けっこう急な道を登ります。
こういう険しい区間も。
途中にカトリックのお墓がありました。マリア像が立っていても韓国式の盛り土のお墓です。
我が妻はいつもあの頂を登るんですよね。私も一度だけ登りましたが。
ゆっくりと帰りました。
いつになくほがらかです。
白いツツジ。
ピンクのツツジ。
ここからは王室墓域だということです。朝鮮10代王燕山君のお墓などがあります。
ここは世宗大王のお姫様である「貞懿公主」が夫婦で眠っているお墓。
燕山君のお墓はこの私の背中のほうにあります。
散歩道にはどこにもツツジが植えられています。韓国は全国的にそうですよね。
道峰区の歴史探訪コースの案内。
こちらが澗松美術館で有名な全鎣弼(チョン・ヨンピル)の家。
立派な家です。
こちらが見てのとおり金洙暎(キム・スヨン)文学館。
中を見学しました。遺品などが展示されています。
この人が韓国現代民衆詩人の先駆けである金洙暎。
生原稿もたくさんありました。
日本の本もありました。
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