■韓国は今「がんばれ!日本」が合言葉 | 韓国・ソウルの中心で愛を叫ぶ!

韓国・ソウルの中心で愛を叫ぶ!

ポッドキャスト韓国語マガジン“サランヘヨ・ハングンマル”の編集長が、韓国と韓国文化の見つめ方を伝授します。

韓国・ソウルの中心で愛を叫ぶ!
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3/20、ソウル小公洞のロッテデパート本店で、韓国外国語大学所属のボランティア学生たちが、
「愛と希望の大バザー」開催。募金参加者全員に日本料理として「いなり寿司」が無料で提供された。



●KBS募金放送1回で48億ウォン!


韓国に巻き起こる日本支援の動きを毎日、ご紹介していますが、温かい支援の手は今やあらゆる分野の国民から発されており、報告すべき内容は限りがありません。「がんばれ!日本」は、実に隣国・韓国の「今」を一言で表した言葉です!


韓国国民のこの真心の波は、地震発生当日にMBCテレビが発した「韓流ブームに影響を与えることが危惧される」のような発言に、不謹慎だとネットユーザーが皆で激怒したのに始まったと記憶してます。今や全国各地で行われている募金全体像は、とうてい一つひとつ把握が不可能なほどで。KBSの日本支援のための生放送番組では、3/15のたった一回の放送で48億ウォン(約3億7千万円)にも及ぶ温かい誠金が集まりました。


とりあえず、今日もまた写真があるものをピックアップして、その一部をご紹介します。



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3/15、KBSの1回の生放送チャリティー番組だけで、48億ウォン(約3億7千万円)が集まった。
「KBS特別生放送…日本大地震/私たちのを集めましょう」とある。


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3/18、釜山港から船で被災地に送られた毛布・インスタントラーメン・生活必需品などの救援物資。


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3/19午後、ソウル麻浦区で映画『危ない相見礼』のキム・ジニョン監督と主演のソン・セビョク、
イ・シヨンが、日本支援のための募金行事「愛の屋台」を行っている。


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3/18、ソウルの「松坡子供の家」で、子供たちが各自、日本地震支援のための募金を集めた貯金箱と
「日本のおともだち、力出して!」と書いたメッセージを送っている。


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ソウル明洞のウリ銀行前、韓国YWCA日本地震被害支援募金で韓国の子供たちが寄付している。


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3/17、慶尚南道の晋州市の晋州洞中学校では全校生徒が自発的に募金運動を行った。生徒会長のソン・ジョンフン君(3年)は、「近い隣国で起こったことで、私たちの学校も日本と国際交流をしているため、黙っていることができなかった」と説明した。ハ・ヨンボン校長はじめ全教職員も同参し、校長は「募金運動をきっかけに生徒たちが共に生きていくということについて学べたらと思う」と語った。



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3/21、京畿道の水原外国語高校日本語学科の高校生たちが、日本支援のための募金をクラス内を回りながら訴えている。パネルには、「今は、過去の痛みを越えた愛が必要な時です!」と書いてある。


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江原道華川郡のルアー釣り行事会場にも募金場が設置され、地域住民及び観光客が参加している。


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3/20、ソウル鍾路区堅志洞の曹渓寺を訪ねた信者たちが、入り口で日本支援の募金をしている。


●大学界に広がる熱い支援活動


3/17には、大田市の乙支大学と乙支病院役員が、1億ウォンを赤十字に伝達したというニュースがありましたが、韓国の大学界の日本支援活動の熱さは特筆すべきものがあります。たいていは学生が自発的に進めているようであり、総長をはじめとする教授職員がそれを激励しているという感じです。



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大田市の牧園大学での募金に参加するキム・ウォンベ総長。同大は、3/17より、学生会館広場で総サークル連合会役員と青少年赤十字サークル会員など30人余りが寄付募金チームを構成し、日本を助けるための本格的な募金活動に入った。チームは3グループに分かれて毎日校内全域を回って、今月末まで募金運動をする。総サークル連合会会長のユン・ヨンジュン君は、「一番近い隣人である日本の国民の深い悲しみに対して、少しでも慰めを与えられたらと募金運動を始めるようになった」とし「学生たちが寄付募金運動に積極同参するように最大限努力する」と語った。キム・ウォンベ総長は、同校の日本人留学生2人を教授食堂に招待し、お昼を一緒に食べながら慰労をしたという。



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忠清北道の永同大学では、全校挙げての募金運動が行われた。学校食堂、バス乗り場などに「日本は一人ではありません! 力を出してください! 日本大地震の被害者を助けましょう!」という垂れ幕が掛かり、募金箱が設置されると、肌寒い天候の中でも教職員と学生たちの温かい列が続いた。総学生会会長のキム・ジェフン君は「私たちの小さな精誠が、震災で苦しんでいる方々に少しでも助けになって、一日も早く以前の姿を取り戻せるように願う」と語った。同校日本語科に在職するコガ・スミコ教授は「韓国の人たちはふだん日本に対してよくない感情が多いとばかり思っていたが、永同大学の教職員と学生たちが見せてくれた温かい真心は、日本人として一生忘れることができない感動だ」と感想を述べた。



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釜山市の東明大学では、総学生会が校内3ヵ所に募金所を設置し、学生たちと教授職員らが募金に参加した。さらに同校の総学生会は、3月末に予定された総学生会出帆式行事を最大限簡素化して所要経費を節減、その予算を日本支援に加えることに決め、さらに日本東北地域被害復旧のための奉仕団を派遣する方案も模索中だという。



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光州市の朝鮮大学で、学生・教職員が日本大地震支援募金を行っている。「災難の前に国家も民族もありません。今はまさに私たちが人類愛を実践する時です」と書いてある。チェ・イニョク学生会長(日本語科3年)は、「近い隣人の国である日本の国民が地震の惨状から一日も早く回復するよう、小さな力になれたらと思う」と語った。



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大邱市の慶一大学学生会館に総学生会が準備した募金箱が設置され、学生たちが募金を行っている。


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ソウルの建国大学は、3/15から在学生徒外国人留学生、教授職員たちが自発的に募金を続けている。


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東国大学の慶州キャンパスでも教職員と総学生会が主催し、教授職員、学生たちから募金を集めた。


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群山大学の日本語日本文学科の学生たちは3/21~25、学生会館前広場で日本支援募金運動を行う。


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釜山の東亜大学の総長をはじめとする学生、教授職員たちが日本支援の募金を進めている。


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白石大学の総学生会でも3/15から教職員・学生対象の募金運動が自発的に行われている。



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順天郷大学の留学生たちが、日本支援募金を行い、孫豊三総長(右)が参加している。


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韓国キリスト学生連合会の学生たちが、日本留学生会と共に延世大校庭で日本支援募金活動を展開。


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3/16、ソウル、高麗大学のサークル博覧会での募金活動の様子。





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