「TOKYO GIRL」今年上半期の配信チャートで大健闘 | Perfumeとグルメの日記

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音楽配信サービスのレコチョクさんが、ストリーミングサービス「dヒッツ」の上半期ランキングである「dヒッツ上半期ランキング2017」と、ダウンロード部門「レコチョク上半期ランキング゛2017」をそれぞれ発表されました。(集計期間は、2017年1月1日~2017年6月30日まで) 



『東京タラレバ娘』の主題歌に起用された、Perfumeの「TOKYO GIRL」が、見事に上半期配信チャートの9位にランキングされました。


ここ数年、CDセールスは右肩下がりのPerfumeですが、これは握手券システムを導入していないアーティストには共通している事で、今や、リリースされた新曲のヒット指数としては、特典の付かない配信チャートの方が、明らかに実態に則しております。
ここで、Perfumeが、上半期の9位にランクされたりというのは相当に価値があると思っております。



そして、これよりもう一つ大きな実績がこのチャート。


「dヒッツ」というのは、予め用意されている沢山のチャンネルの中から、1つのプログラムを選んで聴く、ストリーミングサービスなんです。
そして、プログラムの中でオンエアされる中から、自分のお気に入りの曲をプレイリスト登録すると、その曲だけをループして聴くことができるというサービス。
これが、『myヒッツ』。
なお、『myヒッツ』に登録できる楽曲数は毎月10曲だけですから、ここに登録されるのは、割とハードルが高い。


このランキングで、星野源の「恋」に次いで、そして、ブルゾンちえみで、すっかり有名になった、「ダーティ・ワーク」より上の2位ですから、「TOKYO GIRL」は、スマホユーザーに相当高い支持を受けていた事になります。



日本では、音楽はCDを買って聴くという方がまだまだ多いようですが、欧米では、今やこのストリーミング配信が完全に主流で、トップアーティストとなると、数千万回の再生回数を記録するのはざら。
アメリカの音楽チャート誌「ビルボード」でも、ストリーミング再生回数がチャートを決める要素に加わりました。



恐らく、日本でも近い将来、このストリーミング配信が、音楽の聴かれ方の中心になる事は間違いないでしょう。
そこで、Perfumeが上位にランキングされているという事は、音楽業界全体が抱えている、CDセールスの低下という問題に頭を悩ませる必要がないという、アドバンテージを得ているという訳です。


アーティスト別のランキングでも5位ですから、アナタが街中ですれ違う、スマホで音楽を聴きながら歩いている人々のヘッドホンから、Perfumeの音楽がたくさん流れているというわけです。
想像すると、少しニンマリしますね(笑)。