札幌1日目 MCレポ @「COSMIC EXPLORERツアー」 | Perfumeとグルメの日記

Perfumeとグルメの日記

Perfumeと食べ歩き(主にラーメン)が好きです。
この2つのテーマについてのエントリーが中心です。

それでは、Perfume「COSMIC EXPLORERツアー」札幌公演1日目のMCレポです。



この日のライブの前日に、あ~ちゃんの身に起こったゴチャゴチャが、この札幌ライブにどんな影響があるか心配しましたが、やはり本人には少なからずダメージはあったようで、特に前半のMC部分は、もちろん決まった台詞はきっちりこなしてましたが、いつものようなアドリブ感満載のそれは影を潜め、声の張りも無く、イマイチ集中しきれてないように聞こえました。
(ただ、後半に進むに連れて相当持ち直してましたが)



ただ、こういう時に頑張るのが、我らがのっちさんで、4曲目の「Next Stage With YOU」のイントロの煽りでも、一人巻き舌で、「さっぽろぅ!」とロック調。



「あ~ちゃんの分までオレは闘うぜ!」と最初から気迫みなぎる頑張りぶりで、それが表れたのが、給水タイム終わりの一人MCでのこれ。



のち:「愛のない横槍を入れたり、変な事を言う人達のせいで、心が揺れないわけではないけど、私たちの信念や覚悟は揺るぎません。
皆さんの愛ある、私たちの作品への叱咤激励を、真摯に受け止めて、これからも成長していきます。
なにより、今日このライブを悔いのないように最高の時間にしましょう!」

観客:「拍手(のっち、格好いい!)」

と思ったのも束の間。



のち:「実は、ネットで電球を6コ注文したら60コ届いたんだけど・・。」
 
(ここでかしゆか登場)

のち:「ところで、電球要る?」
かし:「・・・(笑)、10倍届いたの?」
のち:「業務用を注文したみたい。」
かし:「そういうのあるよね、よく見ずに適当に個数押したら、ダースで届くやつ。」
のち:「後で、形とかワット数とか調べるんで、スタッフさんとかに・・・、あっ、P.T.Aでプレゼントしてもいいよ!(名案じゃね!)」
かし:「それ、余りもの配ってるだけじゃん。でも、いったんのっちの家に上がった電球ですからね。
何かしらののっちの匂いが(笑)」
のち:「キッチンにずっと置いてるから」
かし:「他に置くとこないの(笑)?」


(あ~ちゃん登場)


レーザービームの衣装のコスプレをしている女の子に話をしようとしている時に、その子が会場のモニターに映るように、前の席の男性が前屈みになるも、被っている帽子のエンブレムがライトに照らされて、蛍光塗料が塗ってあるようにピッカリ照らされて、かえって目立つ結果に。


あ~:「帽子がPUMAじゃ!発光が凄いね!もうええよ。」

あ~:「そういえば、こないだホタルを見に行ったんだけど、ホタルが見えやすいようにブラックライトを施してあるのが、ワタシの着ていた白いワンピースに反応して『ビカーー!』って、ホタルよりワタシが発光しとった」



この日のチーム分けは、北海道にちなんで、「ジン!」「ギース!」「カン!」
あ~ちゃん曰く、2つ目は語呂が悪いので、伸ばしてみたそうです。
ちなみに、チームPerfumeのアリーナツアーの打ち上げも、ジンギスカンだそうな。
土曜日にやったか、日曜日にやったかは分かりませんが、札幌市内で貸切予約のあった店を探し当てれば分かるかも。
(やらんでええよ・・笑)



サイコロコーナーより。


「ジェニーはご機嫌ななめ」が当たって、会場に映し出されたジャケットについて。


あ~:「これ、寮のキッチンで撮ったよね」
のち:「メイクはレコード会社の女の人にやってもらったよね」
かし:「ゆうきさんだったっけ?」
あ~:「のっち、髪の毛、変にがんばっとるやん!」
のち:「この頃は外ハネに、はまってたからね」
かし:「前髪は?(ちょっと変よ)」
のち:「この頃は自分で切っとったんよ!(悪いか!?)」
あ~:「 笑 (怪鳥音)」


あ~:「そういえば、この曲のソロパートのコールの時に、ゆかちゃんのところは『かしゆかっ!(字余り)』だったのを、亀戸の時に今の『ゆかちゃん!』に直したんよねぇ。」


いつも以上に、話題の中心になり、自らオチになる事で会場を和ませテンションを高めるのっちさんの活躍によって、この頃から、あ~ちゃんのテンションはいつも通りに戻りました。
もちろん、これを察知してサポートしたゆかちゃんの機転も見逃せないところ。
やはり、あ~ちゃんのピンチには、のっちが駆けつけるのですよね。



「いざ、西脇」みたいなもんでしょうか。
(今の人、「いざ、鎌倉」って知ってるのかしら?)



最後の曲、「STAR TRAIN」は、このツアーで、いつも生声なんですが、この日はこれまでより一層、3人の声が大きく聞こえるように、バンマスが細工してくれてたように思えました。


最初のMCで、この日の元気のない頃のあ~ちゃんが、「ワタシたちと皆さんは繋がっていますよね」という普段言わない台詞をさりげなく落としたのですが、今回の出来事の顛末を、自分の口から説明しないことを(説明しない事が懸命だとボクは思いますが)、一番気にしていたのが、ファンと誠実に向き合いたいと公言していた本人だったのだと思います。


でも、我々からは計り知れない理由で、説明する事を許されなかった、その心の中のもどかしい曇り空を、のっちが一部吐き出してくれた事と、それを聞いた観客の反応の良さによって、少しずつライブ中に心の中が氷解していった、あ~ちゃんを後押しするような、そんな「STAR TRAIN」でした。