オーストラリアは、セミの鳴き声がミンミン、夏休みのようなお正月です。
さて、日本を離れて久しい私ですが、ひょんなことですごく日本が恋しくなることがあります。
元旦の昨日、お雑煮の用意をしていてふっと、思い出したことがあります。
それは昭和の時代の、子供のころのお正月。
大晦日には近くのお米屋さんから、つきたてのまだほんのり、あたたかいお正月用のお餅が届けられたこと。
それを、小さく切り分けてお正月の家族の食卓に、お雑煮や、やきもち、ぜんざいに形を変えて、あのおいしいお餅が登場した懐かしい思い出です。
また、子供が多かったあの時代、お正月には町内会でにぎやかにお餅つきが行われ、炊き立てのもち米が、杵と臼でやわらかいお餅になっていく様子は今でもノスタルジックな思い出。
そして、出来立てを餡と黄粉でいただいた、あのお餅のおいしかったこと!
「ほっぺが落ちそう!」と昭和風の表現!
あの、おいしいお餅を思い出しながら、ふっと閃いたのです。
それは・・・。
これです!
炊飯器?
いえいえ、これ全自動のパン焼きマシーンなんです。
お餅同様、日本のベーカリーの並んでも買いたい、あの焼きたてのパンを家庭で再現できる便利な機械です。
イーストと材料を入れてボタンを押すと、こねから、発酵、焼きまですべて全自動。
朝、焼き立ての食パンが出来上がるというものです。
でも、このパン焼き器、何かの動きに似ています。
それは、お餅つきです
お赤飯用に買ってあった、もち米を炊いて早速チャレンジしてみました。
すると、10分もしないうちにつやつやのお餅が、出来上がっていくではないですか!
大豆を炒って、フードミルで黄粉を作り・・・
あんこと黄粉のお餅ができあがり。
この食感は、まさに子供のころに、食べたあのつきたてのお餅です!
この状態から、大福やみたらし団子への応用もできそうです。
さらに、ガラスのパイレックス容器に余ったお餅を移しておき、冷蔵庫で冷やしておくと・・・
切り餅ができてしまいました。
スーパーで購入した、レトルト保存のお餅とはやっぱり違う!
懐かしい、あのやわらかく、歯ごたえのあるお餅ができますよ。
それから、調子に乗ってこんな応用も!
形はいまいちですが、折り紙で作った柑橘をのせたら、なんちゃって鏡餅の出来上がり。
お餅は、お正月に限らず、春のひし餅、初夏の柏餅、秋はお彼岸のおはぎと、1年を通じていただく機会が多いもの。
我が家ではこれから大いにお餅で活用し、地元のお友達のランチ会でも和菓子をお持ちできそうです。
この全自動パン焼き器、本来の使い方も本当に重宝ですが、新しくお餅つき機の機能を発見!
この全自動パン焼きマシーン、オーストラリアですと、ターゲットや、Kマートといった、ごく普通のお店で60ドル前後から150ドルくらいの価格で販売されています。
日本でも通販で手に入るんですね!お勧めです!
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