アセントプラザホテル静岡の「静岡グルメ朝食」がこの度、「2017年度じゃらんオブザイヤー東海ブロック 泊まって良かった宿大賞 51~100室部門」で、グランプリを受賞しました。突然舞い込んだ朗報に、スタッフ一同、半信半疑ながらも、大いに勇気づけられました。高評価をくださった宿泊客の皆様、本当にありがとうございました。この栄誉に恥じぬよう今後一層努力を重ね、引き続き、多くの方にこの味を届けていきたいと思います。

 

 

         (フロントに掲げたアワード)

 

 

 この表彰は、予約サイト「じゃらん」が毎年、行っているものですが、マリオットやヒルトンといったメジャーシティーホテル、志摩半島や伊豆などの著名旅館が名を連ね、正直、当ホテルとは無縁の世界と認識しておりました。これまでは「売れた宿」「ベストプラン」など、主に総合部門で選出が行われていました。

 今回2017年度表彰から新たに「朝食」「夕食」「接客サービス」の3カテゴリーが加わったという事でしたが、受賞の知らせを受けて初めて知りました。

 

 

        (まさかの受賞を知らせる通知表)

 

 

 東海エリアとなると、大都市名古屋を含む広域エリアです。2位の浜松市舘山寺「ホテル九重」、3位の豊橋駅前の「アークリッシュ豊橋」という一流ホテル名を見て、「恐れ多い」を越え、正直申し訳ないくらいの気持ちです。

 

 山本料理長、岩崎総支配人をはじめ、レストランスタッフの皆様、日々の頑張りに頭が感謝しています。とりわけ夏休み、春休みの繁忙期、想定外の来場数に、スタッフの疲弊ぶりは痛々しい程でした。フロントからの応援を加え、全社を挙げて乗り越えた気がします。

 

 ところが、どういう訳か、主戦の山本料理長の顔が険しいのです。

 「どうですか、この成果。何かおいしいものでも、ごちそうしてくださいよ」。

 「ドヤ顔」で、当然こう来るかと思っていました。

 理由を聞くと、「パンドラの箱を空けてしまった気分。お客様の目線が高くなるようで怖いです」。

 

 

     (謙虚? 朝食仕掛人の山本料理長)

 

 なるほど、現場とはそうしたものでしょうか。

 謙虚というか、頼もしくないというか。でも料理長のこういう一面はとても愛らしい。

 確かにその通りだが、栄誉と期待を原動力に変え、料理に磨きがかかるものと信じています。

 

 

 さっそく「じゃらんアワード」を額に掲げ、フロントとレストランでPRしています。

 額を指さし、奥様に「ほら、すごいだろう」と言ってくださったお客様がいたそうです。

 一度利用して、ご家族を連れて来てくださったのでしょうか。嬉しい話です。

 

 

 朝食の中身の話は何度もこのブログで触れたので、今回は省略します。

 

 正直、ホテルの目標は宿泊サイト「楽天」の静岡清水エリアで、上位3位に入ることでした。

 「じゃらん」はカップルや家族旅行に強いサイト、「楽天」は個人客が中心と言われています。

 まさか、の、まさか。「じゃらん」で、しかも東海エリアでの受賞でした。

 昨夏、収容人員を増やしてADR(部屋単価)を上げようと、シングルルームを減らし、コンパクトなツインルームを増やしました。

 このことが週末の家族連れに受け、朝食の高評価に拍車を掛けたようです。

 

 

 私も何度か手伝ったのですが、足手まといだったようで、最近はお呼びがかかりません。

 最近、3人目のコックが加わり、体制がより充実してきました。

 今は新茶のコーナーを充実させていますが、次は季節感を出したメニュー改定に取り組んでいます。
 そんな矢先の朗報でした。

 正に青天の霹靂(へきれき)です。

 
 
 個性的な朝食。
 富士山の眺望。
 静岡インターに一番近く、駐車場無料。
 「小さくても存在感のあるホテル」を目指し、今後も頑張ります。
 
 

 

(少し、いえ、だいぶブログ間が空いてしまいました。猛省しております)