$Community Design Surprizu2008 THE OTHERSIDE


県などは13日、地域の課題解決に向けて事業を行う「コミュニティビジネス」の起業者育成講座を沼津市で始めた。1月まで全8回。経営計画づくりや先進企業の視察などを通し、起業のためのノウハウを学ぶ。
 この日は、地元体験ツアーなどを展開する県内企業やNPOの代表者がパネル討論した。NPOatamista(アタミスタ)の市来広一郎代表は、熱海市での空き家を生かしたまちづくり事業などを紹介。「高齢化が進む熱海に若者を呼び込み、まちを元気にしたい」と話した。
 地域の清掃活動などを行うNPOサプライズ(伊豆市)の飯倉清太代表は若者の起業支援などの経験を語り、「実現したいことの軸を決めて。もうからないことも多いが、労力をかけるところから始まる」と呼び掛けた。
 起業を考える20~60代の21人が出席し、熱心にメモを取った。
 今後、県中小企業団体中央会など支援機関や大学教員などが、受講生の起業を支援していく。

http://www.at-s.com/news/detail/474533007.html