「こんなの誰が住むの?」

テーマ:
ドットツリー


「こんなの誰が住むの?」
ドットツリーがスタートして4ヶ月。 現在は12棟全てが埋まっている満室の状態でコンセプトデザインをした身としては本当に感謝しかありません。面談を重ねて20組以上が入れなかった人気の物件となった事も嬉しい限りです。

しかし、今でこそ話せる事ですが実際に建築前 そして建築後に「こんなの誰が住むの?」と色々な方に言われていました。 感覚的に言われた人 人口流出が県内でも上位のデータを基に伊豆市の状況を踏まえて言われた人 様々ですが かなり近い人でも「いや全部は無理でしょ」と言ってらっしゃいました。確かに「普通」に考えれば難しいと思いますね、でも。

「そもそもマーケットではない」
少し整理をすると、このドットツリープロジェクトは「普通」の賃貸物件ではなく、職住近接がひとつのテーマとなっていて 小規模オフィスと2LDKがセットになっている珍しい物件。これを借りようと思う人は一体どんな人なのか。1番は「オフィスを必要としている人」である事です。 そう、仕事をする場所を必要としていない人にとって いくら小規模オフィスが付いていますと言った所で何のメリットもない。イコール オフィスを必要としていない人はそもそも「マーケット」としては外れている事になるんです。
そして僕が建築前の会議でも同じ様な質問をされたことがありました。一体誰がこんなのに住むんだと、 そのとき僕が言った事は

「世の中にドットツリーに住める人は12組しかないから、12組の人だけに伝えればいいじゃないですか?」

という事でした。この意味は「不特定多数」の方に情報を流すのではなく「特定少数」の人に情報を流して行くという事を意味します。今の世の中 不特定多数に一生懸命自分の商品を売ろうとしているけども 興味のない人に伝えた所でそれってあまり意味がないのではないか、自分の情報の鮮度を自分で落としている事になるのではないかと感じたんです。
ドットツリーはそんな鮮度でお伝えするようなプロジェクトではないですから。
少し脱線してしまうかもしれませんが 「売りたくない商品を売りたくないと思っている人が、買いたくもない人にセールスをして 根負けして買ってしまい あとから なんで買ったんだろう」なんて話しはよく聴きます。でもこれは長くは続かないビジネススタイルになります、僕らが感じることは 買いたい人が売りたい人から買う。住みたい人が住みたいと思う場所を作る ことでした。これが商売の根源だと思うのです。

だからこそ ドットツリーは宣伝広告費は使わなかったし、住んで欲しいとセールスもせず じっくり多くの方と話しながら入居者の方が決まっていくスタイルを古藤田オーナーと選択しました。世の中的にはこれは経済的に手間が掛かりすぎると言われるでしょうし 土地利用の部分で言えば何を言っているんだという話しになるかもしれませんが、しかし結果として今のドットツリーは「満室」になっています。 今回のケースの場合 賃貸物件という意味においては現在は「満点」ということになります。今だからこそ言えると思いますが これが「正解」という事になります。
そしてドットツリーは次のステップに突入をします。

今度は「1業種1社」しか入居して頂けないというルールのこの場所に集まったメンバーと一緒になりスケールメリットを出すタイミングになってきました。 そう「ドットに行けば解決出来るのではないか」と思って頂けるようにしていく事です。
民間100%出資のプロジェクトだからこそ出来る新しい取組みにチャレンジしますし、今度は特定少数から「不特定少数」の皆様とお話をさせて頂き 新しいコトをもっと生み出して行きたいと考えているところです。だからぜひつながりましょう!という感じです
そうそう ドットについて質問があればぜひしてください。お答え出来る範囲でフィードに書いて回答しますので^^
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