★受けてはいけない「人脈のつくりかた」セミナー | FP阿部理恵の「お金の知識ないと生き残れないよ」

FP阿部理恵の「お金の知識ないと生き残れないよ」

世の中のお金に関する情報、お金のメンタル、おひとり様向けなど、お金に関する様々なこと発信しています。

昨日、人脈構築セミナーに行ってきました。
私は今まで様々なセミナーを受けてきましたが、
つくづく今まで恵まれていたんだな~と思いました。
そして、講師の人格は重要!と思いました。

なぜなら、今回のセミナー講師の価値観は
吐きそうー、だったからです。

私は、講師が何らかの思いを持っていて、それがきっかけで
同士や仲間が増えて・・・というような有意義な人脈構築を
築いて、それを伝授してくれるんだと期待していました。

しかし、聞いた話は、
「私は人脈たくさんあるけど、あなた方は無いのよね~」
「私は小さいころから社長になりたかったので、社長とたくさん知り合いになりまし
た」
「私は一部上場企業の社長とたくさん知り合いで、よくゴルフに誘われます」
「知り合いが多いので、飛行機はビジネスクラスにしえもらえます。いいでしょ」
「交流会は質を求めるのか、量を求めるのか、目的を持って参加します」
「交流会で集めた名刺はランク付けします。意地でもつながりたい、予備軍、繋がり
たくない、って」
「意地でもつながりたい人には、贈り物攻撃をします。そういうことにお金は使わな
きゃ」
「名刺をもらったらアフターフォローでハガキを書きます。・・・メールだと目立た
ないからです」
「第一印象が大事なので、セミナー講師の時でも面が割れていないので受け付けをし

みなさんの観察をしています」
などなど。

「人によって態度を変えてはいけません」
「学歴コンプレックスは強みです。だから、大学がどうとか気にならなくなりまし
た」
と言うなら、ぜひ実行していただきたい。

この人は、「人のためにお金を使う」とか「アフターフォロー」の意味も取り違えて
いるようです。
これらは、「自分のために」やることではありません。相手のことを思ってやること
です。

そして、彼女の言う「質」とは、大企業の社長とか重役クラスを指すようです。
しかし、起業家とサラリーマン社長は似て非なるもの。
自分で会社を興して社長になった人は、ゴルフをする暇があったら、新しい事業を考
え、
お客さんをハッピーに出る方法、世の中に貢献できる方法を考えています。

彼女の話の中には「お客様」の存在もなければ、「思想」もありませんでした。
20代なら致し方ないかなとも思いますが、43歳でこの価値観はない。

最後に「この中にもつながりたくない人とかいるんですけどね」と調子に乗って言っ
て終わったのでした。
講師から見たら、われわれは「お客様」だ。

反面教師的に学ぶことはいっぱいありました。
講師としてやってはいけないこと、
セミナーの選び方
話の聞き方・・・

うーん、これで一冊本が書けそう。


ブログランキング・にほんブログ村へ