昨日、人脈構築セミナーに行ってきました。
私は今まで様々なセミナーを受けてきましたが、
つくづく今まで恵まれていたんだな~と思いました。
そして、講師の人格は重要!と思いました。
なぜなら、今回のセミナー講師の価値観は
吐きそうー、だったからです。
私は、講師が何らかの思いを持っていて、それがきっかけで
同士や仲間が増えて・・・というような有意義な人脈構築を
築いて、それを伝授してくれるんだと期待していました。
しかし、聞いた話は、
「私は人脈たくさんあるけど、あなた方は無いのよね~」
「私は小さいころから社長になりたかったので、社長とたくさん知り合いになりまし
た」
「私は一部上場企業の社長とたくさん知り合いで、よくゴルフに誘われます」
「知り合いが多いので、飛行機はビジネスクラスにしえもらえます。いいでしょ」
「交流会は質を求めるのか、量を求めるのか、目的を持って参加します」
「交流会で集めた名刺はランク付けします。意地でもつながりたい、予備軍、繋がり
たくない、って」
「意地でもつながりたい人には、贈り物攻撃をします。そういうことにお金は使わな
きゃ」
「名刺をもらったらアフターフォローでハガキを書きます。・・・メールだと目立た
ないからです」
「第一印象が大事なので、セミナー講師の時でも面が割れていないので受け付けをし
て
みなさんの観察をしています」
などなど。
「人によって態度を変えてはいけません」
「学歴コンプレックスは強みです。だから、大学がどうとか気にならなくなりまし
た」
と言うなら、ぜひ実行していただきたい。
この人は、「人のためにお金を使う」とか「アフターフォロー」の意味も取り違えて
いるようです。
これらは、「自分のために」やることではありません。相手のことを思ってやること
です。
そして、彼女の言う「質」とは、大企業の社長とか重役クラスを指すようです。
しかし、起業家とサラリーマン社長は似て非なるもの。
自分で会社を興して社長になった人は、ゴルフをする暇があったら、新しい事業を考
え、
お客さんをハッピーに出る方法、世の中に貢献できる方法を考えています。
彼女の話の中には「お客様」の存在もなければ、「思想」もありませんでした。
20代なら致し方ないかなとも思いますが、43歳でこの価値観はない。
最後に「この中にもつながりたくない人とかいるんですけどね」と調子に乗って言っ
て終わったのでした。
講師から見たら、われわれは「お客様」だ。
反面教師的に学ぶことはいっぱいありました。
講師としてやってはいけないこと、
セミナーの選び方
話の聞き方・・・
うーん、これで一冊本が書けそう。