「ものがたり」ものがたりを見聞きするときに、自分の意見を挟むと学べない。 | こんこんキツネ塾 第1章

こんこんキツネ塾 第1章

視点を変えると、世界が変わる。


小説や、ドラマ、映画などの

物語を見るときに、
最初から自分の意見を挟む人は

そこから学ぶことができないのです。

自分の意見というのは

自分のプライドだったり
自分の経験だったりするので

つい口を出したくなってしまいます。

でも「学び」とは、
「受け入れること」にあるんです。


物語がもっているメッセージや、
作者の言いたいことから学ぶこと。

物語をみて

なにか理解できたと感じるときは、
主人公や作者の立場になってみて
なるほど、と思うときです。

それを自分におきかえて

自分の糧にできたときに
学んだことになります。

主人公に感情移入したときに
悲しいできごとがあれば、泣けるし
嬉しいできごとがあれば、笑える。
それが本当の感情移入で

物語を受け入れている状態です。


そこに

「こんなのおかしい」とか

「あるわけないよね」と思うのは

自分の経験やプライドを

挟み込んでしまっているんです。



学びは、受け入れること。


物語とは

主人公の価値観そのものであり、
主人公の人生を

疑似体験するためのものです。
そのもの物語を全肯定できなければ、
疑似体験もできないし

物語がなぜそうなったか、

主人公はなぜそう考えたかなど

深い共感ができません。




自分の意見をはさんだ分だけ

学びが減ってしまいます。

物語の10に対して

自分6をもちこんだら
学びは4です

物語の10に対して

自分の12をもちこんだら、
物語に2をおしつけることになる。

学びは-2です。2の批判です。

「物語」を信用すること。
自分の経験や価値観を

いったんよこに置けること。

主人公になりきって
視点や価値観を楽しむこと

そうすることで

いろんな人になりきって
考えるちからが身につくんです。

物語を読んだり見聞きすることは、
違う視点、価値観、

人生観のストック。


物語を素直に受け入れて、
ストックを増やし、

豊かな人生観を持ちましょう。




はい、ばけた。