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比較。

昨夜、オフでサンフレッチェ不足だから写真でも探ってみようかなとフォルダの中の写真を見ていました。
2016年の気になるところとあれこれ、そのうち、あ、2015年も壮也くんもと、あれこれと見ていたら、あおちゃんの違いに気が付きました。

2016年と2015年を比べていると写真だけなのにまるで違うのです。
2015年は、身体は、絞れて、顔つきも精悍です。
ある意味厳しさがこもっているように思いますが、ピッチの内外での態度もオンオフがきっちり
していて、ピッチで厳しいからと言ってオフも同じようにということは、ありませんでした。
(むしろいろんなことに対してウエルカムだったと思うのです。)

しかし、2016年は、打って変わって迷いが生まれているのです。
2016年だけを見ていた時は、わからなかったのですが比べてみると、インタビューで「なぜ自分がスタメンで出られるのか」と言っていたことがわかったのです。

写真は、シーン毎に連写していますので、一秒で4コマくらい、私は、大体、1シーン3枚くらい撮っています。
その3枚ずつをくらべていると2015年は、3枚のうちでルックアップして左右を見回しているのですが
2016年は、動き出しでまず迷い、周囲を見回すことがなく、その先かなり遅れてポジションを取るという流れ。
これでは、確かに2015年のような中盤を支配するサッカーができなくて当たり前だと思いました。

若手の移籍、だけでなく、前線とのコンビネーションがうまくいかない、メンバーが怪我して自分たちも怪我や疲労で試合に出られなくなる事態は、
避けなければならなかったとは、その当時も思っていたのですが、サッカーについての自信もなかったのかもしれません。

そういう事態であったのに、起用されない若手としては、自分の存在意義がわからなくなってくるというのもあり
そういうことも感じながら自分を模索していくつらい一年だったでは、なかったのかと思いました。

そう思えば、なんとなく、遠くなったなーと、思ったこの1年でした。
2015年は…まあ、完全優勝でしたし、自信満々になるのも当たり前ですし、まさか2016年、そこから真反対の状況になるなんて、思いもしませんし。
どうしたらいいんだろうなぁ、と、思いながら、でも、こちらには、普通にしていたわけです。

ガラスのメンタルとか自虐的なことを言いつつも、いや、実際、そうでもないよ、と、思ったわけです。
2016年は、重圧に押しつぶされそうになりながら強くなったのでは、と、思います。
自分だけががんばればいいわけでもない、自分がどうがんばれば、チームのためになるのか。
それまでより「チーム」とどう関わるのかというとことを考えた1年だったのでは、と。

本当の意味での「キャプテン」チームのトップとして生きることにもがいていたのだと思います。

2017年、もしかするとキャプテンを辞めているかもしれません。
だとしても、チームを仕切る存在であることに変わりありません。
より、チームをコントロールするために自分ができることを2016年の経験を活かしてほしいとおもっています。


「アシスト」の秋号に書いてくれた言葉。
インタビュー冒頭の自分の写真を見て書いた言葉でした。

「厳しい顔してるね、笑顔が一番!♡」

私に向けられていたのは、笑顔より、難しい顔ばかりだったよ、と、思い返しました。

今年は、笑顔で向き合えるといいな。