2011年3月/福島原発事故 ブログランキングへ 私達が見た北九州の瓦礫反対運動をそれぞれのメモから。続きます。
まだいっぱいあります。時間の許す限り、書いておきます。

過去記事と重複した部分ですが、
私が見たことが、意見の相違なのか、単純な仲間割れなのか。複数の当時のメモから纏めました。みなさんが、判断し、考えてください。

また、最後まで協力してくれた方々に改めて感謝します。

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年末にガレキ説明会の開示文書が出たので、報告します。

市議会の全会派一致でガレキ賛成になったのが、2012.3/12 。11日後の3/23から北九州市は、各区で少人数の説明会を始めています。

特に重要な焼却炉に近い自治会には、お一人様ずつの説明会(説得と思う)を経て5/21試験焼却前に抑えるべき全ての団体、1人~8人相手に、およそ1000人に説明会(説得)を終了しました。

この説得の中にESD?北九州の「青空がほしい」(DVD)をつくった環境団体が講師として市民センターなどに行ってます。(北九州市の開示文書有り)



 続く6/6タウンミーティング、各区での地元説明会は、たまたま来場した不安な普通の市民に反対派は過激でオカシイ事を見せるためのショーだったことが、今なら分かります。


結局、運動の中にいて、回りが見えて無かった私達をよそに、行政は着々と堅実に6/6タウンミーティングの前までに、52回、1500人の説明会を終えてました。


さて、この文書ですが、環境局の森係長が言ったメモによると、この文書は早い時点で、反対運動の方(なんと二組も)が開示請求されたとあります。

私は当時文書を見てなかったので気づきませんでしたが、反対運動としては、初期段階で行政がどこを説得したのかを知っていたことになります。


私は12月にやっとこの文書に自力でたどり着き、手に入れたのですが、素人の私が一目見てすぐに署名を貰いにいくべき町内会がわかりました。

こんな分かり易い文書を、@@は6月、@@さん(福岡市の方と二人で来たそうです)は10月に手に入れていたのに、この重要なことを、みんな知らずにいたのです。

私達は年末に焼却場のすぐそば、産廃の最終処分場の隣の@@地区の住民と話して、《ここだ》と思いました。ここに早く来ていたらと悔やまれます。


私達の運動はあんなに盛り上がってましたが、ポスティング・・・特に@@では、焼却場近くには、チラシは撒かれていませんでした。@@二丁目の住民と話しましたが、公害防止協定書がないことも、放射能ガレキを焼却炉で燃やしていることも知らない人までいました。

そこで、思い出しましたが、私が2度、誰にも相談せず自費でチラシを2000枚新聞に折り込みました。3回目の折込をしようと誰かに言った時、@@さん達(署名をシュレッダーにかけた人とその仲間達)から新聞折込を北九州市民は見ないと言われ、ポスティングを@@さん達にお任せしてしまいました。

地区の自治会長の@@がチラシの事を気にしいたと言っていたのだから、本当はポスティングではなく、新聞に折込めば良かったのです。

(後ほど知りましたが、北九州の集合住宅のポストの下には、ゴミ箱が置いてあって、ポスティングのチラシ等はそのままゴミ箱に行きます。新聞に折り込むほうが効果的。何故地元民が知らないの?)

一番の違和感は反対運動に関わっている北九州市民がもっと積極的に情報提供してくれても良さそうなのに、殆ど無く、焼却炉周辺にチラシをまきに、署名をもらいに行けば行くほど、全く盛り上がらなくなって行ったことです。

>焼却炉周辺に住んでる人は公害防止協定もないことを知って、随分驚いてましたし、協力して署名を書いてくれる人はたくさんいました。

>地元のボス住民だけが市に説得されてんだね~

>焼却の危険性やPM2.5(当時はPM知られてなかった)のことを話したら、みんなびっくりしてたよ!

>節子さんの動画で勉強会やりませんか~

などと、反対運動で盛り上がったのは、地元の人と話した私達だけだった。
 
一方、@@さん(シュレッダーの仲間の一人)には、私一人で署名を取りに行ったり、住民と話したりすることをずいぶん電話で怒られました。鈍い私は、最初、一人は危険だから心配しているのかと思いましたが、@@@地区の住民に署名を取りに行く事を怒っていたようです。


ひなん者@@さんからの話

>「mikoさん、@@さん、全く取る気ないんだけど・・・なんかおかしいんだけど・・・大丈夫?署名の間、ずっと誰かに電話で指示を仰いでる」と連絡ありました。

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さて、メーリングリスト上では様々なことがありました。

(なんのことかわからないと思いますが)

>あれれれ~ワザと、メールが出ちゃったことにして、ターゲットを罠にはめるという手法は、過去に何度も経験しているのに、またやりましたね。

>どうなってんのこれ??????

>またですか??????流行りかよって!

>またやられましたね。mikoさんがターゲットです。


 
メーリングリストを閉じる報告したら、@@さん、@@さん、@@さん、@@さん、@@さん、あと嘘つき@@さんから、半年ぶりの不自然な電話が有り。どれも、要は、「これから何をやるの?」という内容でした。

>おしえるかよ・・・・・

当時、ほぼ毎日電話があり、今何やっているか?を聞き出し、何も協力はしない人多数。

>変な反対運動ですよね・・・
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>別の運動の弁護士達は
公害防止協定書を締結しても無駄とか、メーリングリストで流し、メンバーが重複してますから、署名ばかりか、ポスティングまで止まってしまいましたね。

> 先日、メーリングリストを閉じる前に、署名の集計を報告しますので、署名を回収しますと呼びかけたら、@@さんから《渡したくありません、どこに持って行くのですか?》とミーティングを開くように言われています。

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そして、@@地区の預けていた署名はシュレッダーにかけられました。

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このブログに書いてあることは、mikoのお話会に参加した全ての人が「信じられない」という部分であり、これこそが、今全国で原発事故が無かったかのようになってしまった理由の一つだと思います。

放射性廃棄物の焼却とリサイクルと埋め立て
原発の再稼動
環境汚染・ワクチンの問題、そして戦争。すべて根っこは同じかも。

私は311まで政治的なことに関心がなかったから、知識もありませんが、原発事故を経験して自分が見た事を通して、本能的にそう思うのです。