私がこのブログを書くのも、もう少しと思いますので、当時の活動記録をつけておかないといけませんね。

ガレキ受け入れ反対運動の時に北九州市役所から文書公開したものの中に「漁協とかわした一切の書類」というのを請求しました。



結局、後ほど手に入れた「漁協から提出された文書」を文書公開してわかったのですが、「風評被害が起きた時にどうするか」ということの要望書があっただけでした。

一方、以前、市と漁協が交わした文書は不開示でした。

その理由を見てみると

⇒ 条例第7条第3号に該当北九州市漁協との東日本大震災の災害廃棄物受け入れに関する協議内容は、公にしないとの条件で任意に提供されたものであるため。


 市民が役所に提出した要望書や抗議文、また漁協や市民、企業との協議内容は(電話のメモやファックスも対象です)情報開示請求しないと見れませんが、内容については全て開示され見ることができます。実際に漁協以外は全て開示されました。


漁協が提出した協議内容を出さないということは、補償金交渉、具体的な金額、受けとる方法のことが書かれているからです。




役所の担当者に文書名を聞いた際、漁協との公害協定は私の記憶では「ある」

と答え、文書名は教えてもらえませんでした。(本来文書名を市民に教えないことはできない。審議会に申し立てれば必ず指導されます)結局当時の私が無知だったために、このように曖昧な結果しか出てきませんでした。



「漁協が反対している」という根拠はなかったのです。



では、本当に反対していると思われる漁協はどういう感じなのでしょうか?(現在リンクぎれ)


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

尾鷲漁協役員会 震災がれき 受け入れ反対を決議
http://www.isenp.co.jp/news/20120724/news01.htm
【尾鷲市行政を手厳しく批判する長野規一尾鷲漁協組合長=尾鷲市港町の尾鷲漁協事務所で】
【尾鷲】尾鷲漁協長野規一組合長は二十三日、尾鷲市港町の同漁協事務所で緊急記者会見を開き、同市南浦三田谷の山林で計画が進められている新規採石事業と、同市が受け入れを検討している東日本震災がれきの広域処理について、十八日の役員会で反対を決議したと発表した。長野組合長は、岩田昭人市長から何ら説明を受けていないとして、「毎朝魚市場に来る_魚の市長_はパフォーマンスだけなのか」と手厳しく批判した。

 長野組合長によると、同市の建設業橋本組(橋本考也社長)が、同市の水道水源地がある矢ノ川上流の山林で採石計画を進めているのをうわさとして知ったのは十七日という。十八日に役員会を開き、採石計画の「絶対反対」を決議した。二十日に橋本組が同漁協を訪れ、「泥水を極力少なくする工法にする」などの説明を受けたとしながらも、長野組合長は「自然を破壊して、漁業者や水産加工業者に迷惑を掛けることが許されるのか」と「絶対反対」を表明した。

 また、かねて同市が受け入れの可能性を検討している災害がれき処理についても、「放射能はないとは思うが、風評が出たら、養殖漁業も天然魚も終わり。組合員から反対表明を求める声が出ている」とし、「岩田市長に電話で受け入れ反対を申し入れたが、やめるとは言わなかった」と述べた。さらに、「岩田市長が毎朝魚市場に来ていながら、ひと言も言わない。間違っている。_魚の市長_はパフォーマンスだけなのか」などと激しく批判した。

 同漁協は二十四日にも再び役員会を開いた上で、近く臨時総会を開いて協議する予定。

 県尾鷲建設事務所によると、橋本組の採取計画認可申請書を五月一日受理。全体計画面積は六万八千四百三十平方メートル。採石量六十一万七千六百四十四立方メートル。書類的には補正作業が終わり、七月九日付で岩田市長宛て意見照会を出したという。

以上ーーーーーーーーーーーーーーー

私も、北九州の漁協へ口説きに行きましたが「絶対反対」と当時お会いした3人の漁業長の口から出ませんでしたし、「絶対反対」の出ない漁協の反対を「反対している」とHPに書いてあった反対運動は偽物であるとしか思えません。



当時、その運動のコアメンバーは、疑問を持つ私に非がある・仲間割れであると決め付け、私と会を作った本人を追い出しました。



今、JESCOではPCB廃棄物を高濃度のまま処理する(溶融=焼却)ことに改訂されました。PCB廃棄物は高濃度のまま処理したほうが良いという勉強会を私を追い出した首謀者が開催していました。わたしもこの勉強会に参加しましたが、ガレキ反対運動に関わっていたひとが、焼却を奨励するコメントを次々言う様子は滑稽でした。



反原発の旗を掲げながら、放射性物質の焼却に沈黙する

震災避難者受け入れ運動と同時に食べて応援運動にも参加する

放射能汚染から避難して来る人・保養に来る人達を受け入れながら、放射性物質の受け入れに沈黙する

福島の子どもを守ると言いながら、移住・保養・除染活動。放射性物質の焼却に沈黙する。

「放射能汚染の受け取り方は人それぞれ」なんて言葉で、避難者である私達を客寄せパンダに使い、お金を集めた避難支援者。バックには宗教と役所がついてました。



ガレキ受け入れに反対の旗を掲げて、産廃での放射性汚染廃棄物の焼却・リサイクル・福島の除染廃棄物の焼却処理・リサイクルに沈黙する



行政・企業が事業を推し進める時、反対の区長・町内会長を引き摺り下ろし、賛成の区長・町内会長を立てるのに、反対運動でそれをやりましょうと提案しても、「やりたくない」という反対運動。


みんな偽物だろ。悪人しかおらん。




私が見た事実を話すたび・ブログに書くたびに、「あなたがそう思っているだけ」「被害者意識」「あなたこそ分断した張本人」と今も言われ続けてます。

しかし、客観的事実=市から出てきた文書は私が見たことが事実であることを証明しています。

住んでる地域を守るのは、住んでる私達の努力しかないことも学びました。魔法はないし、救世主も来ない。大切なのは事実を受け止める冷静な目と、できることを行なう知恵と勇気です。












ごみを燃やす社会―ごみ焼却はなぜ危険か/築地書館
¥2,592
Amazon.co.jp
ごみ処理広域化計画―地方分権と行政の民営化/築地書館
¥2,592
Amazon.co.jp
大量監視社会―マス・サーベイランス 誰が情報を司るのか/築地書館
¥2,592
Amazon.co.jp
西武王国 鎌倉/三一書房
¥1,620
Amazon.co.jp