※誤って元記事を削除してしまいました…。記事はキャッシュからサルベージできましたが、せっかく頂戴しましたコメントやいいねが消えてしまいました。心よりお詫び申し上げます（涙）
素晴らしい。
スクリーン
完璧。パーフェクト。
新たな名作の登場です。ありがとうございます。
さんざん笑っているわけです。
だってアホな会話なのです、面白いのなんの。
腹を抱えるわけなんです。
我が家に激似だわ、とか。
このセリフ、自分も親に言ってるわ、とか。
大喜びで観ているんです。
例によってウンコウンコ言いますから、可笑しくって仕方ない。
人間、何歳になってもウンコネタは鉄板だと再認識。
そうこうしてますと、状況が一変。
そこからの展開が、凄いの一言。
お父さん橋爪功は私生活でもつらいことになってしまい、同情を禁じ得ない。
劇中でも、つらい。でも、幸せ。
そんな父親像を芸達者すぎる芝居で披露。
いるだけで可笑しいのに全身で迫ってくるから、爆笑必至。
キャストはもちろん、1作目のまま。
吉行和子、西村雅彦、夏川結衣、中嶋朋子、林家正蔵、妻夫木聡、蒼井優の面々がしっかりと役割分担。
空気と間がすっかり馴染んだ。
風吹ジュンはお幾つなのか。可愛すぎませんか。65歳だった。絶句。
有薗芳記が同級生ってのは少し若いが、不問。
小林稔侍はこんなに上手い人だったのだなと改めて、感嘆。哀愁＆温かみ。
山田洋次監督、85歳、この勢いはどうしたこと！ずば抜けていらっしゃる。まるで、呪縛が解けたような躍動。
これが全て計算ずくだとは。
小物使いの鬼天才。クレイジー。最の高。
今回は、お父さんが同級生に再会。
そこから巻き起こる騒動と、悲喜こもごも。
『男はつらいよ』的な笑いのフリとオチ。
それが、この家庭にも出来上がった。
だから、ワクワクです。
あ、来るなって分かるから。
笑わせ泣かせ笑わせる、まさに人生模様。
大仰に社会問題を掲げるのではなく、スッと差し出してくる粋さ。
寅さんに繋がるエピソードも嬉しく。
柴又の風が吹きますから。たまらん。
同じ続編で喩えれば、『エイリアン2』の爆発力に近い。
そのくらいの勢い。
リアル息子さんの件で橋爪功さんは傷心されているだろうけれど、可能な限りのシリーズ化を切望。
私事ながら、鑑賞した母が大喜びで電話をくれた。
話しながら、互いに思い出し笑い。
この映画のおかげ。ありがとうございます。
スクリーン
※鑑賞の感想です。情報に誤りがございましたら御一報頂けましたら幸いです。