学校の怪談

 

子ども向けの夏休み映画ですし。

子供だましだと思うじゃないですか。

冒頭から、まじ怖なんですけれども(ガクブル

 

ぃや、とはいえ、そこはやはり子ども対象なので。

出演者も、大半が小学生なので。

 

トラウマになるほど怖くはさせていない作りだから、ホッとする。

もしもあの振り向きシーンで本気を出されていたら、失禁していた。(確信

 

というのも、見せ方が上手い。

観客の視線の動かし方が、ズルい。

よかった、子ども向けで。

って安心していたので、あるシーンでヒッとなってしまったババアがここにいます。

 

 

 

野村宏伸先生は当て書きだろう。

頼りにならない大人を演じさせたら、石原良純と双璧。実に、可愛らしい。

 

ワハハ本舗のマトモな人、佐藤正宏の設定がコワ切ない。

笹野高史のシーンは、本気でヤバいと思いました。

 

子ども軍団の中に岡本綾を発見!美少女!引退が惜しまれる。

 

上背のある男子が突然、オネエ言葉を発し始めたので、ジェンダーフリーかと緊張したら、女子だった。ごめんなさい。

演じた遠山真澄は『アニー』出演者で、今はお母さんになっていると判明。驚愕。

 

最年少の米澤史織ちゃんが、めっぽうキュートなので検索した。

31歳の大人になっていた。時の流れよ・・・

 

平山秀幸監督に子役を使わせたら、やはり、こうなる。

子役たちは走ったり叫んだり飛んだり、七転八倒。

しかし、こうまで子役が熱演できるのは、現場のフォローが出来ているからだろう。

子ども対象でも容赦しない、それが平山監督。

 

 

 

学校の一角に残された旧校舎が怪異の舞台。

どこの学校にもある、学校の怪談のアレやコレやが繰り広げられる。

その多くが、見知ったもの。

懐かしさもたっぷり。

 

小学生たちがとにかく頑張る。

その様子は冒険にも似ていた。

まさに、ジュブナイル。

ワーワーとオカルトしており、ハリー・ポッターにも通じるワクワク度。

 

いいね。いいですね。

明日から夏休み。

終業式後の怪談大騒動。

そりゃシリーズ化するわ、だってコワ面白いもの。

 

学校の怪談シリーズは世代から外れており、初体験。

続く3本も観たくなったよぅひひひひ・・・!

 

 

 

映画 スクリーン(秋田・週末名画座シネマパレ/Twitter

 

『学校の怪談』
GAKKOU NO KWAIDAN
1995年・日本
監督: 平山秀幸
脚本: 奥寺佐渡子
出演: 遠山真澄、米澤史織、熱田一、塚田純一郎、町田耕平、町田昇平、岡本綾、野村宏伸、杉山亜矢子、佐藤正宏、笹野高史、余貴美子、広岡由里子

 


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※鑑賞の感想です。情報に誤りがございましたら御一報頂けましたら幸いです。