たまこちゃんとコックボー

『たまこちゃんとコックボー』 2015年・日本 


あれ?ちょっと、あら?面白い…気がします。

いわゆる映画通の方はまず、ご覧にならないであろう物件。
たぶん、対象年齢は園児以上。

広島と秋田でだけ放送されている『たまこちゃんとコックボー』というアニメーションがある。
番組の合間に流れる、スポットアニメだ。
実に可愛らしいので、ナゼ全国放送じゃないのか一晩悩むレベル。

このアニメの映画化である。
主演はアイドルグループ私立恵比寿中学の「ぁぃぁぃ」こと廣田あいかだ。
どうだろう。
まず、映画通の方はご覧にならな(以下略

ロケ地はもちろん、広島と秋田。
アニメとリアルを行き来して、広島と秋田を行き来して。
引きこもり女子中学生の、ちょっとスイーツでビターな冒険譚。


たまこ役の廣田あいかは、アニメ声+電車好き、『SMAP×SMAPスマスマ』のコントでもお馴染み。
歌あり、声優パートあり、芝居もこなす器用さ!笑いもイケる。有望株。

イソップ役の阿久圭介が超絶美少年!モデル出身で俳優初体験とは思えない頑張り。
激似ゆえに、ハリーポタオと呼びたい。

登場するとテンション上がる俳優といえば津田寛治がパパで、堀内敬子がママ。
脇が良いと、映画が締まる。

監督・脚本の片岡翔は『きいろいゾウ』の脚本の御方。
子ども心満載で、童話を眺めてるみたい。
ゆるゆるホンワカとしている中に、ちょっとホラー感もあるので、期待。

一筋縄でないのは当然、製作は『鷹の爪団』でお馴染みのDLEであった。好き会社!


実はここには、人生の答えがあった。
人生がつまらないと思っている人は、どうしたら楽しくなるのか。
その答えが、テーマであった。

アニメキャラと現実が交錯して、立ち止まっていた少女が、のそのそと動き出す。
&小さな恋の物語。
コレは、大人にも有効な回答だ。

鑑賞の動機は、私立恵比寿中学を応援しているから!(大声)
そう、当家はエビ中ファミリー。
中年になってアイドルにハマるのは、病んでいる証拠らしい。ありがとうアイドル!

オカゲで、プリンの衝撃的な食べ方を知った。
カレーに続いて、プリンも飲み物化した模様。
時代は変わった。
ババア(当方)、驚いて爽健美茶を噴出しましたすみません。




※このモグPの声担当が、廣田あいかです。


映画 スクリーン



↑面白かったらクリック☆ありがとう!人気ブログランキングへ

にほんブログ村 映画ブログ 映画備忘録へ
にほんブログ村へ

blogramで人気ブログを分析