$世界映画博-グレイヴ・エンカウンターズ

『グレイヴ・エンカウンターズ』 GRAVE ENCOUNTERS 2011年・アメリカ 


いつもと一緒だろうとダラダラ観ていたら、
あら?コレは、なかなか?
カメラぶっれぶれだけれど、なかなか?

もしや、ちょっと、面白い。


低予算ホラー界、もはや定番のパターンでお届け。
実際に撮れた映像です設定のモキュメンタリー、POV(Point of View Shot)作品。

モキュメンタリーなのだけれども、TVドキュメンタリー・ショーのスタッフが撮影という設定。
なので、オカルトTV番組製作の裏側が垣間見える。
そのドタバタっぷりも楽しい。

しかも、意図した笑いもある。
ビックリ・ポイントにも笑いがあるけれど、結構、本気で驚くので驚く。
わあ!となって、おおっ!となるので、照れ笑い。

ホラーゲーム的でもあり、この手の中では進行に工夫もあり、なんと、俳優陣がウザくない。これは貴重だ。


主演がキャプテン・スーパーマーケット(ブルース・キャンベル)に似ている。
ドラマ『ハーバーズアイランド』に出ていたらしいショーン・ロジャーソン、この人の胡散臭さが絶妙。

俳優陣は少数精鋭。
知らない面々だけれど、だからこそ皆、自然演技が光る。

監督のザ・ヴィシャス・ブラザーズは、コリン・ミニハンとスチュアート・オルティスの2人。
ミュージック・ビデオやTVホラーを作ってきたらしい。兄弟ではないらしい。しかも、両者ともイケメンらしい。と、らしい尽くし。
押したり引いたりの演出が快感。
サービス精神の旺盛さもありがたい。やりすぎもまた、愛嬌。


心霊の大量投入。
これこそ、無慈悲。
久々に結構いい。好きホラー。

ネットでの予告編再生回数が2,000万回を超えたという衝撃映像プロモーションは、韓国人歌手PSYよりも先だった。

連日、ドキドキしながら加藤茶ブログをチェックしてしまうババアも満足の、ドキドキ感。
廃墟に行ったらケガをするという教訓も、好み。
続編もあるとは、嬉しいかぎり。

久々にまた、好きホラー・シリーズを手に入れた気配です。



映画WOWOW



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