$世界映画博-ONE PIECE FILM Z ワンピース フィルム ゼット

『ONE PIECE FILM Z ワンピース フィルム ゼット』 2012年・日本


ワンピースの単行本だけで当家に68冊もあるという現実から目を背けたい、荷造り大嫌い転勤族が鑑賞する新作。

公開直後は売り切れ回続出、公開翌週の日曜レイトショーもギッチギチ。
どうやら当方、ハマれない時に寝てしまう奇病を患っているので早急に治療したいと、実感。
気づいたときには、戦いが終わっていた。
むむむう。


私事で恐縮ながら、オカゲで気づいたことがある。
三歩で忘れてしまうので、書き留めさせてください。

どうやら、カッコイイものが苦手病も併発している。
『るろうに剣心』しかり、『スカイフォール』しかり。
実は『マトリックス』にもハマれていない。なので、コレを「マトリックス基準」と呼びたい。
きっと、それが要因。


加えて、鈴木おさむ脚本の影響なのか、長峯達也監督の仕業かはわからないのですけれど、ギャグが滑り倒しているので泣きたい。
ワンピースなのに、である。
劇場内、シーン、である。

後日、TVで『ストロングワールド』を再確認したのだけれど、抜群の間であった。残念すぎる。

敵役の設定も微妙で、戦いの意味が薄め。
もちろん、当方が船を漕いでいる間に、船乗りたちにはアレコレあったのだろう。マトリックス基準が憎い。

特典の設定集によれば、いつもながらに原作の尾田栄一郎が指示を飛ばしているわけなのだ。
どうして笑えなかったのかなあとションボリ。
伴侶にしたいNO.1のサンジにも見せ場があったような、無かったような。


再びの私事ながら、みっともなさや無様さがたまらなく好きで、笑いが加われば尚、素晴らしい。
ワンピースでいえばワポルのバカバカしさ、映画でいえば『ダイハード』もそう。
必死こいて食いしばる姿に萌える。

当方がハマれなかった。
今作はだからきっと、カッコイイ。


これにて秋冬アニメ祭り、終了。
2012年鑑賞映画備忘録も、完了。
今後は素早く更新したい気持ちでいっぱい。恐縮です。



映画スクリーン(TOHOフリーパスポート)



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