王滝村に出張したついでに立ち寄った「ひだみ 」で「ひだみ定食」に舌鼓を打った後(※)、地元に詳しい同乗者の薦めで向かったのが、木曽町三岳の「猿橋渓谷」です。

木曽路名水探検隊のブログ-ひだみ定食


 町営のホテル木曽温泉の前の道を西野川に沿って少し下った先に、西野川の渓谷に向かって下りて行く道(主要地方道開田三岳福島線)があります。その道の先が目指す「猿橋渓谷」。

木曽路名水探検隊のブログ-猿橋渓谷1


 この日(13日)は雲が多く、日差しも傾きかけていたので、光線の加減も影響して幾分暗めですが、渓谷は正に紅葉が始まったところ。1週間か10日ほど後には、岩肌に織り成す錦がいちだんと目に映えるころを迎えるのではないでしょうか。

木曽路名水探検隊のブログ-猿橋渓谷2


 ところで、渓谷に架かるこの橋。その名も「猿橋」というらしいですが、いわゆる「上路式鉄筋コンクリート固定アーチ橋」の美しいフォルムです。昭和30年代初めの築造の割に新しさを感じるのは、景観色に塗られた欄干のせいでしょうか。しばらく前まではコンクリート剥き出しのままだったようです。

木曽路名水探検隊のブログ-猿橋


 紅葉に彩られた猿橋のアーチを眺めるのもまた一興ではないでしょうか。(aki





(筆者注:「ひだみ」での食事は、3日前までに予約しておく必要がありますので、ご注意ください。)