3行で言うと
・公民館事業への応募が「往復はがき」に限定されており。利便性が低かった
・議会にて、市民→公民館への通信手段に『メール『 』『官製はがき』の活用を提案→採用。
・効率化=サービスの向上。小さな変化を大きな一歩と出来るように、提言を続けます。
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以前議会で取り上げていた「行政のメール活用」について具体的成果が上がりましたのでご報告致します。
以前は公民館が開催する市民講座の申し込み方法が、「公民館で直接申し込み」か「往復はがき」に限定されていました。
「サービス」という観点から、改善の余地があると考え、以下の趣旨で質疑を行いました。
・メールでの応募もOKにするべき→簡便な上に、双方ゼロコストで申し込みが完了するから
・応募の際、官製ハガキの使用もOKにするべき→直接公民館で申し込んだ人には、公民館から申込結果通知がハガキが送られてくる。往復はがきで申し込んだ人は、返信分のコスト負担が発生している。不平等。
質疑の結果、改善を約束する答弁が得られ、「往復はがき」は廃止。この度、通信手段として「官製はがき」「メール」が追加されました。
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行政というのは、驚くほど「紙社会」です。
我々議員にも、市役所の各部署から別々に毎度80円かけてイベントの通知などが送られてきます。(月に何度も)
何百人にも通知を送るイベントならば、手間を考えて郵送という選択肢も考えられるでしょう。
しかしながら、限定的な人数に案内を送るだけであれば、1円でもコスト減らすべく、メールの活用を進めるべきと思います。
往復はがきの廃止、メールの活用、1円単位でのコスト削減。直ちに市政に大きな影響を与える案件ではありませんが、
業務効率化=サービスの向上は、こうした1歩から始めるしかありません。
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正装が、和服からスーツになったように
書類が、手書きからワープロになったように
「常識」というのは世の中の多数決で変わっていきます。
全ての人に平等であるように、アナログな通信手段はしっかりと残しておく必要がありますが、
通信手段がデジタルに移行していくことは確実であり、過渡期である今こそ、行政が積極的に「デジタル」の選択肢を設けるべきと思います。
かつて、現東京都知事の小池百合子さんが「クールビズ」の導入を成功させたように、行政は変革をリードする存在であるべきです。
今回の小さな1歩が、大きな一歩となるように、議会から提言を続けます。