栗橋済生会病院一部移転について | 久喜市議会議員 貴志信智(きし のぶとも)オフィシャルブログ「FROM HERE!」Powered by Ameba

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本日、久喜市議会全員協議会が開催され、栗橋済生会病院移転について、報告がなされました。

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まだ、詳細が決まっていない部分が多いため、事実関係を中心に記します。

本年3月23日、栗橋済生会病院院長が久喜市役所に来庁し、以下を表明。

①栗橋済生会病院救急部門を2020年以降、加須市に移転する方針

②加須市と栗橋済生会病院は、移転に係わる覚書を締結済(内容は非公表)

③移転の規模や、時期等、詳細は未定

以上を踏まえ、私は次の2点を確認しました。

貴志質問→今後、久喜市としてどのような立場・方針で交渉にあたるのか。

久喜市回答→未定部分が多いため、現状の把握を行い。推移を見守る。

貴志質問→これまで久喜市が栗橋済生会病院に行ってきた財政支援

久喜市回答→設立時に約7億円。以後毎年5000万円。昨年度は約1000万円。


地域医療の核となる、救急医療部門が久喜市から無くなることは、痛恨の極みです。

今回の移転の発端は、築後28年が経過した、病院施設の建て替えだと言われています。

詳細は、非公表ですが、加須市は移転に際して、建築地の提供を含む支援を約束しているとのこと。

その支援の内容が久喜市の現状よりも手厚いものであることは想像に難くありません。

しかし久喜市も設立時に7億円、毎年5000万円の財政支援をしていた点を考えても「移転」という決定は簡単に承服出来るものではありません。

一法人たる、済生会の決定に、久喜市が関与することは出来ないのは現実ですが、これまで貴重な公金が投じられてきたのも紛れもない事実です。議会としてもしっかりと対応をしてまいります。

【写真は栗橋済生会病院HPより引用】