私は、随分前に披露宴の司会を頼まれ、彼を紹介してもらい、一緒に飲んで、
本当に２人のことを、応援したい気持ちになっていました
なにもかも初めてのことで、不安も多い中震災があり、
私は、その直後に予定していた打ち合せにも行かれず。。。
私の仕事と事情を理解してくれてはいたものの、本当に結婚式は出来るのかと不安だったと思います。
こんな時に結婚式なんて。。。と、そんな声もあったかもしれません。
事実、結婚式や披露宴はかなりキャンセルになっていて、その理由の多くが、
「こんな時だから」だそうです。
普通だったら心配しなくても良い、停電のこと交通のこと。。。
私も、ラジオの生放送を終えて、少しは余裕を持って出たつもりでしたが、
結局到着したのは、進行の打ち合せのギリギリで
早く２人を安心させたいと思っていたのですが、実は逆で
お母様の手作りの素敵なドレスのイッシーと、笑顔が可愛い彼の顔を見て、私が安心してしまいました
どれだけ自分が緊張していたか気付かされました
「おめでとう」は、決して不謹慎ではないとオモイます
もし、悩んでいるカップルがいたら、進めて欲しいです
ものすごい突風の中での結婚式だったけど。。。
そこにいた私達は、２人のことをずっと忘れないし、一緒に笑って泣いて、最高に感動したし
素晴らしい時間でした
不謹慎と言って諦めるのではなく、前向きにチャレンジするのが生きている私達に出来ること
披露宴の後半で、大桟橋から日本丸が出港
まさに、２人の船出を祝う最高の演出でした
ビルの灯りが少なめの横浜ですが、夕日や海はいつもどおり
その存在感が逆に際立ちます
列席者全員に、名前の入ったメッセージが２人からプレゼントされましたが、司会の私の分まで用意してくれていて
これは、名前とイメージを伝えると、作ってくれると言うサービスなんですが。。。
「初心を忘れず豊かな日々を重ねているあなたの笑い声は
幸せの音色を奏でているね」
なんて、とても素敵な言葉でした
本当に、２人にありがとう
お祝いをしなくちゃいけないのに、癒され勇気をもらいました
そしてなんと
それぞれのお母様へ花束を渡す時のBGMに、私の「ありがとう」を選んでくれていました
どこまで感動させてくれるのでしょうか、この２人は
最後にもう一度
おめでとうは、決して不謹慎ではありません
本当に、本当におめでとう