インドの列車は1時間遅れるのは当たり前だそう。
途中暗くて前が見れないからちょっと遅くしますとか、牛が通ったんでちょっと遅くしますとか(笑)
みっくんちょっとだけプンプンしながら話すの。
「チケットを取ったんです。自由席があって、3等はクーラー付き、で僕は4等を取ったんです。クーラーはないから暑くて、外の天然の風だけで我慢するんですけど・・・」
「席はとってあるのに、人が多いから2時間座らせてくれとか、次の駅まで座らせてくれとか、
どんどんインド人がつまってきて、結局4人とか5人とか乗っちゃって。前も上も、3階建てですからね」
「ぎゅぎゅうで・・・」
(列車の中を再現なう。可愛い 笑)
「最初なんなんだこの列車はとか思って」
そかそか、だから列車が憂鬱だったんだねぇー。
体を休める自分の席(場所)に、人がどんどん押し寄せてきたらねぇ(;´▽`A``
4日目。午後10時。
残金に関して、今日使ったものを見直しているみっくん。
「使いすぎ」
(でもちょっとニヤニヤしてる 笑)
「ベジスープ・・・ヨーグルトカレー・・・タージマハル、これたっけーんだよマジで!!
たぶん・・いっちばん使った日じゃないですかー?」
(だから~こっそり飲んでたオレンジジュースは?あと頭に巻いてるそのシルクっぽい巻物はどうしたの?←謎。笑。あと柱に足を引っ掛けてるとこが可愛い♪
1日で3300円も使ったみっくん。
残り4日もあるのにー。
ほんと、改めてびっくりなあたし、冷や汗出てきた(笑)
ってな訳で、金銭的に追い詰められたみっくん。
お腹が空いたのか、いよいよ例のブツを取り出す。
「そんなこともあろうかと、色々と持ってきましたけど・・・ね♪」
ビニール袋を持ち込み、味付け鶏肉の缶詰を取り出す。
そして、寝台列車の3階で食そうとするアイドルここに出現!!
これはまさしく貴重映像(笑)
缶を開けて・・・掌に付いた汁を・・・
ぺロっ。
出たっ!!!舐めた!!
今回は指ぺろじゃなくて手の平ペロ(笑)
優しいみっくんは、近くの乗客にもお勧めしてみる。
でも・・得体の知れない日本人から、得体の知れない缶詰にスルー(笑)
「人気ないな・・・いらないって言われた・・」
可愛いなぁ、断られてショックだったんだね。
「いただきまーす」
「・・・・・・(しばし沈黙)」
「(無言で何度か頷いて)なんかね・・・」
「すげぇ・・・」
「美味く感じる。」
そうだよね。こういうこともここに来なきゃ感じないことだよね。
そもそも、缶詰を食べること自体、無くなってきてるだろうし。
本日の〆、一筆したためます。
「出来ましたー」
「ダダンッ!!
いいじゃん、いいじゃん。」
「これはね、だいぶインドに慣れてきて、あーいいんじゃない?と思う自分と」
「いいじゃん!いいじゃん!ちょっと壊れてきたじゃん!ということと、いろんな意味で」
すっごいいい言葉!!
(ずれ落ちてくるターバンもいいじゃん!!(笑))
(ほら、ズリ落ちちゃった!!こんなおみつもいいじゃん、いいじゃん!!(爆))
(直してから)
「なので、インドにも慣れてきた、そんな意味での、いいじゃんです。」
うん。
みっくんの一言は毎回心に刺さるよ。
すごく素敵(〃∇〃)
いいじゃんいいじゃん、ってつぶやきながら布団に入るおみつが、愛おしくて。
そんな彼が大好きなあたしも、「いいじゃん、いいじゃん」(///∇//)
(この言葉、めっちゃ気に入ってる。笑)
Part.2に続くー!!