「完全に、腹痛いですね」
辛そうで・・・。
顔につい出ちゃう痛さ。
このままではヤバいと思ったみっくんは薬を買うことに。
「(薬屋を見て)薬屋でボッタクラれることってあるのかな?」
相変わらず心配性。笑
「I stomach sick」
「sick」
「sick!!」
言い方が超面白いの(笑)
本人もちょっと笑ってる(爆)
2種類の薬を出されて。
「イタイけどしょうがない・・・」
100ルピーをやむを得ず支払う。
薬をその場で飲む。
すると、子供や大人がわらわら集まり始め・・・(笑)
「薬飲んでるだけでみんな見てくるんだけど。何も出ないよ?」
ちょっと困った表情(笑)
「ちょっとしたら元気になるでしょ」
薬飲むと気持ち的に楽になるもんね。
引き続き、腹痛を我慢して、歩き続ける。
ここはピンクシティー。建物がすべてピンクという場所。
「あはーん、すごいなこの街は!!」
(ちょっとおっさんぽい話し方 笑)
街を歩いていくと…商店街のような場所に出くわす。
みつ「(宝石店?らしき店を見て)ここはすごい高級そう」
インド人「入るか?」
みつ「I have no money」
入店を断って歩き始める。
次は、道端で怪しい人形売りがおみつに絡む。
インド人「ナイス、ニンギョウ」
みつ「ニンギョウ?」
みつ「リンゴ?」
爆!!
みつ「動かしてるだけでしょ?コレ。(笑)別にモーターついてる訳じゃないでしょ?」
具合悪いのにさ、シカトしないでちゃんと相手にするとこが彼らしいよね。
インド人「買っていけよ」
買わないおみつにキレ気味で売りつけようとするインド人。
それを察したのか・・・
「俺だって、おみやげとか買いたいよ?」
「買いたいけど、買ったら荷物になるし」
「このまま買ったら俺、破産しちゃう」
あたし、ここのくだり、大好きだなぁ。
彼の人柄が出てるっていうか。毎日を生きることに必死、命のうごめきを感じた彼だからこそ、現地の人と絡んだんだと思うし。話を聞いたんだと思うし。
出来るなら、お金があるなら、買ってた気もするし(笑)
「おわっ。あっ。これは風の宮殿?」
ジャイプールのシンボル、風の宮殿。
「たくさん建物見たけど」
「よくできてると思う。」
「芸術的。」
相当辛そうな顔(汗)
笑顔がない記念写真。with腹痛。
そして。
「タージマハルはやっぱり見ないとダメだな」
「アグラまではバスで行かなくてはいけないので」
「今から、初バスに乗りたいと思います」
ジャイプールから240キロ、世界遺産のタージマハルを目指すことにしたおみつ。
「あー、クーラー、効いてるといいなぁ」
「何であんなに走ってるんだ?」
なぜか全力で走ってるインド人を見て呟くおみつ(笑)
アグラ行きのバスチケットも楽々ゲット。
すごいよ、おみつ!!
1人で余裕にチケット買えるようになってるよー。
でも、乗り場がたくさんあって分からない・・。
行き先が書いていないバス。
いろんなバスに近寄っては1つづつ確認していく。
ここも違う。
「一通り聞いたけど、どのバスに乗ればいいか分からない」
でも、あきらめない!!
その結果、アグラ行きのバスがようやく見つかった!!
バスの中は満員。運転手の隣に行かされる。
「Sorry」
狭い通路、乗客の間を通って、運転席の横へ。
「熱っ!!」
ふと手を掛けた、運転手の隣の鉄のプレートがかなり激熱になっていて・・。
「コレ超熱い、目玉焼き焼けるよ」
すごい経験だよね、目玉焼きやける場所の目の前で長時間乗車するって。
その場の体感温度、半端ないだろうね・・(;´▽`A``
「これ、やべぇ」
ついのけぞる。
頑張れ、みっくん。
腹痛なうでも、カッコイイよ。めっちゃ男前だよ。
「すげえ、人いる」
「今、東京の友達から電話が来て」
友「今どこにいるの?」
みつ「インド」
友「マジかぁ?」
「東京にいる友達を、今うらやましいとは思わない」
「俺、生きてるって感じがする」
「くそぉ、負けてらんねぇぞ」
みっくんから。
感じるよ。
強い生命力。
早く、腹痛が治まりますように。
パワフルで、可愛い笑顔に、1分でも早く出会えますように。
それまで、ゆっくり、休んでね。
次回予告!!
タージマハルで笑顔?
腹痛は治ったのかな?
予告が意外とさっぱりしてて、次回の内容が読めない・・・。
来週も楽しみですっ!!