はい、ついに観て参りました。。。。マリインスキーバレエ団の全幕もの。。。。バレエ初心者のくせに天邪鬼な私はバヤでも白鳥でもなくアンナ・カレーニナを選んでしまいました
Storyはマイヤ・プリセツカヤ主演の映画↓で予習していたのでなんとかなったのですが。。。
http://ameblo.jp/kirovballetlove/entry-11366076693.html
シチェドリンの終始不協和音なメロディは心を暗くさせます精神状態に相談しなくてはならないバレエ作品でしょう。。。。動きと音がパラレルになっていて決して重なりあわず。。。オケは荒涼たる風のようでした。。。破滅願望に合わせてお天上様も木枯らし吹かせまくるって感じ
原作は1873年に執筆開始されたものだけどバレエとしては1976年に作品化されたものなので古典のようで古典にあらず。。。
実際に観たステージも特別なプロジェクターや舞台装置が施され時代背景を守りつつも‘今’な演出でした。
残念だったのは6列目だったのに私の視力が悪過ぎてダンサーの表情までは見えなかったこと
まあ肉体表現だけでも十分に魅せてくれましたが。。。
文学作品を言葉を使わずに語る術はさすが!!でした。マイムの中に高度なテクニック、派手だけど派手に見せないテクニックが隠れていてシェヘラザードやオネーギン(2作品とも全幕未経験ですが)に近しいものを感じました。
情緒性ゼロな私は、「夫と子供を捨てて恋に走るなんて不幸になって当然!」と心の内でつっみw
でもでも、、、表情が見えなかったにも関わらず身体の動きからディアナ・ヴィシニョーワの表現力に圧倒されました。彼女が演じればこそ不貞も自殺も美しく映ってしまうのです。
来年8月の「ディアナ・ヴィシニョーワの華麗なる世界」公演も楽しみです
マリインスキー、、、、もう一公演、逝きたいなあ。。。売り切れだと分かっちゃいるけど、ロパート・キナを観たいあ~、K力※が必要ね。。。
※K力=稼ぐ力
あっ、みーちゃんはーちゃんにもTシャツ買っちゃった。後ほどUPします♪
シチェドリン≪アンナ・カレーニナ≫全2幕
レフ・トルストイの小説に基づく
2012年11月22日(木) 7:00p.m.~8:55p.m.
音楽:ロジオン・シチェドリン
振付:アレクセイ・ラトマンスキー
音楽監督:ワレリー・ゲルギエフ
装置・衣装デザイン:ミカエル・メレビー
ビデオ映写:ウェンドール・ハリントン
照明デザイン:ヨルン・メリン
台本構想:マルティン・トゥリニウス
振付アシスタント:タチヤーナ・ラトマンスカヤ
台本構想:リュドミーラ・スヴェシニコワ
指揮:アレクセイ・レプニコフ
管弦楽:マリインスキー劇場管弦楽団
<出演>
アンナ・カレーニナ:ディアナ・ヴィシニョーワ
アレクセイ・カレーニン(アンナの夫、ペテルブルグの高級官僚):イスロム・バイムラードフ
セリョージャ(アンナの息子):ルスラン・シデルニコフ
アレクセイ・ヴロンスキー伯爵(ペテルブルグの近衛騎兵大尉):コンスタンチン・ズヴェレフ
ヴロンスカヤ伯爵夫人(アレクセイの母):エレーナ・バジェーノワ
エカテリーナ・シチェルバツカヤ公女(キティ、シチェルバツキー公爵の娘):マリーヤ・シリンキナ
シチェルバツキー公爵(モスクワの貴族、キティの父):アンドレイ・ヤコヴレフ
シチェルバツカヤ公爵夫人(キティの母):オルガ・バリンスカヤ
ステパン・オブロンスキー(スティーヴァ、アンナの兄):アレクサンドル・セルゲーエフ
ダリヤ・オブロンスカヤ(ドリー、ステパンの妻でキティの姉):ダリア・ヴァスネツォーワ
コンスタンチン・リョーヴィン(オブロンスキーの友人): レクセイ・ティモフェーエフ
ベッツィ・トヴェルスカヤ公爵夫人(アンナの友人でヴロンスキーの従妹):アレクサンドラ・イオシフィディ
エゴールシュカ・コルスンスキー:ミハイル・ベルディチェフスキー
皇帝:ピョートル・スタシュナース
皇帝の副官:ソスラン・クラーエフ
トゥシュケーヴィチ:カレン・イオアンニシアン
大臣夫人:ヴィクトリア・クラスノクツカヤ
カレーニン家の使用人-
セリョージャの乳母:エレーナ・セラピナ
カピトーヌイチ:ウラジーミル・ポノマリョフ
アヌーシュカ:ナターリヤ・ドゥゼヴリスカヤ
若い男性の召使:ヴィクトル・リトヴィネンコ
若い女性の召使:オリガ・ベリク
イタリア人カップル:スヴェトラーナ・イワーノワ,ドミトリー・ヴァデネーエフ
新聞とレモネード売り:キリル・レオンティエフ
女性の乞食:アナスタシア・ペトゥシコーワ
駅の男性の乞食:アレクセイ・コピエフ=ニコラエフ
憲兵:マキシム・ブィストロフ
【上演時間】 約2時間 【終演予定】 20:55
第1幕 40分 - 休憩 25分 - 第2幕 45分
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