【ジオマンシーとは?】

土占いという名は、もともと砂を使っていたから。その後ペンと紙で占うようになった。偶数or奇数×4段から導き出されたシンボルで占う。


【ジオマンシーパワーストーン占いセット】

土の占いなので、大地の産物である鉱物とは好相性!16のジオマンシーシンボルを、似た意味を持つパワーストーンにあてはめて、オリジナル占いセットを手作りしてみることにしました!シンボルは、対の意味になるものが2つずつセットになっています。


第5回・「ラエティーシャ」と「トリステシャ」


今回は、「ラエティーシャ」=喜びと、「トリステシャ」=悲しみというシンボル。喜びと悲しみ。人生のとても重要な要素です。今回も分かりやすく日本語名でいきます。


喜びは、そのものずばり嬉しく楽しくハッピーな状態。ジオマンシーの、山のような形から虹や橋という意味もあります。


悲しみは、人為的なものではなく、宿命的なもの。人の力ではどうにもならない運命的な不運、悲運です。V形は、突き刺さる杭の形にも見えます。心に突き刺さる杭、痛いです。


このペアのうち、喜びは、明るくさわやかなアクアマリンがいいなと思っていました。ルーンのセットを作った時に喜びを意味する「ウンジョー(ウィン)」に当てたアクアマリンです。


しかし、宿命の悲しみをどの石にしようか決めていないまま、パワーストーンの恵比寿トライアングル店に行って、それこそ「運命的に」出会ったのが、クロスストーンと呼ばれるキャストライトです。アンダリューサイトの変種の、十字の形が浮かび上がるこの石は、古来より、神秘的な石とされてきました。キリストが背負った十字架のこの石こそ、宿命の石にまさにピッタリです。


占いをしていると、ときたま、こんな運命的な出会いがあります。人や石、あるいは出来事と。キャストライトのようなレアな石と、今ここで出会ったこと、それはもう運命としか思えません。



喜びをアクアマリンに、悲しみをキャストライトに彫りました。






ジオマンシーシンボルは4段の、1(奇数)と、2(偶数)でできています。


右、喜びは、一番上が奇数で、あとは偶数。塔のようにも橋のようにも見えます。他のジオマンシーシンボルは、上重心が吉ですが、このシンボルだけは下重心ですが吉です。


左、悲しみは、上から3つが偶数で、一番下だけが奇数。尖った杭のようにも見えます。上重心ですが、凶の意味を持つシンボルです。


前回と同じ写真ですが、今回でこの5つのペアがそろいました!

のこり3ペア!



また素敵な出会いをもとめて、お店に行ってきます。



【バックナンバー】


第1回「ルベウス」と「アルブス」


第2回「プエル」と「プエラ」


第3回「フォーチュナ・メジャー」と「フォーチュナ・マイナー」


第4回「カプト・ドラコニス」と「カウダ・ドラコニス」



【お知らせ】


5月頃~、

浦安の「魔女☆メゾン」さんで、ジオマンシー講座を予定しています。

一回講座で、ジオマンシーを使える要になる単発講座と、

全4回の連続講座があります。

またお知らせしますね。


秘密のジオマンシー占い/高橋桐矢/学研パブリッシング