ミクシィを1時間足のチャートで見てみると10/15を底に上昇トレンドに転換してる事が見えて来る。チャートに引いた幅での値動きが継続してるとなると明日以降いつ6500円を抜けて6660円に挑戦しても不思議は無いことが見えてくる。と同時に、一旦跳ね返された場合は6000~6100円くらいまでの下落は上昇トレンド中でも十分に考えられる範囲内だということも忘れてはならない。一方で跳ね返されてもレンジ中央の黄色い線で下げ止まる事も考えられる。どこで売買するべきか、想定するレンジと株価のトレンドを見ながら決めて行く必要があるだろう。
ついでにここから出てきそうな思惑・材料を書いてみると以下のようになる
■株価へのプラス材料
・ガンホー決算からモンストの10月売上予測が出来る
・2Q業績の上方修正(会社が事前発表、日経記事、2Q決算)
・3Q以降の業績予想(成長性を感じられる数字)
・テンセント開始
・GS、野村の買戻し開始
・北米でのDL、セールス好調
■マイナス材料
・2Q業績が想定よりも悪い
・3Q以降の業績予想が出ない、横這い予想
・テンセント延期
・北米でのDL、セールス低迷
赤字で書いたのは自分が特に株価に影響すると考えてる部分だ。正直に言えばミクシィのマイナス材料はあまり思い浮かばない。スマホアプリ市場は拡大していて、その拡大してる市場の中で王者だったパズドラの座を奪える可能性が最も高いのがモンストだ。そしてモンストのライバルと言えるようなアプリは今のところパズドラ以外に存在せず、そのパズドラも成長は停滞気味となっている。今後はますますパズドラからモンストにユーザーが流れてくるという展開が考えられる。つまり3Q以降の国内業績も成長継続できるし、さらにこれに海外売上が加わるという万全の状況に思える。
ただ、気をつけたいのが「空に雲ひとつない場合は警戒せよ」の格言だ。これを忘れて押し目とトレンド転換の区別がつかない売買をした結果が8月下旬からの大きなドローダウンにつながった。特に今後の株価に大きく影響する北米の動向については細心の注意を払って行きたい。少なくても「DLやセールス低迷はCMをやってないからだ」と安易に決めつける事はしないようにしよう。自分はパズドラ北米展開でCMでのプロモーションを期待し続けて、結局は肩透かしを喰らったという事がある。ミクシィはガンホー以上に海外展開を戦略的にやってると思うが、株価に過剰な期待がのって来てると思ったらある程度の枚数を残して利確し、不安材料解消の目処が立つまでじっと耐えるつもりだ。それで上昇を逃しても気にせず、また次の有利な銘柄、タイミングで勝負をするようにしよう。