ビビリ補修は何度かやっていますが 毎回上手くいく訳では無く ギャンブルに近い要素もありますが・・。
ただ 中間にハナヘナを使うことで 以前よりは成功率高くなったと感じています。

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            ありがとうございました・・・
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ビビリの原因がパーマ剤の過還元(オーバータイム)または酸化不足(2剤の作用不足)で痛んだ場合 と カラーをして ブリーチ薬剤が作用しすぎた場合 であれば 何とか補修に近いことは出来そうです 度合いにもよりますが・・
ただ 高熱にさらされた髪は難しいと思います。

今回直して欲しいといわれたのは 1月に自分が矯正をした方で 中間へナも入れていたのですが 都会でカットとカラーの練習モデルを頼まれたらしく その後傷みが出て絡みやすくなった という事らしいです。

状態は こんな感じで・・・・

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直後はある程度色が揃っていたようですが 2~3回のシャンプーで色が抜けて。ビビリ始めたようです

推測すると・・ 施術した方にヘナ髪という認識があまり無く オレンジというか赤系の色を消すために マッド系の色を入れたと思われます。色が上手い具合に打ち消しあえば綺麗に入ったのかもしれませんが 多分上手く入らなかったと思います。 それと 表面から毛先にかけて 色が抜けにくかったから? 明るめの薬剤を更に上から塗った様で その部分の薬剤が作用しすぎたのか置き過ぎたのか で 傷みが進んだようです 根元から中間はカラー剤が取れてヘナがまた出てしまい 中間から毛先は明るくなりすぎてヘナも取れたために明るくなってしまったのでしょう 併せて 以前矯正をかけた髪に 明るいカラーをして軽いビビリ毛が出たようです。

あくまでも推測というか その時の状況を聞いて想像するとそんな感じと思われます。

根元から中間のヘナは残っているけど・・ ただあまりオレンジが鮮やかだと困るようです。 そうは言っても 絡むのはもっと悲しいだろうから ビビリ補修を目的でやってみる事にしました。 色は多少オレンジになるのは仕方ないと諦めていただきます。

まだ矯正をかけるには早いのですが 前髪根元付近を部分矯正して 表面と毛先はシスアミ系を5倍ぐらいに希釈した薬剤で10分ぐらい微還元させました。

その後 シャンプー台で流して(この時点で緑色の色素が出ました。) ハナヘナ5gを5分間付け置きしました 簡易中間へナです。

で アイロンまでやった状態がこんな感じです

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中間へナは 簡易でも乾きが早く アイロンもすべりがよくサラサラになります。

ヘナの着色は少しあると思いますが 保水できたために色も馴染んだようです。 簡易とはいえ アルカリに傾いた状態がいいのか やはり短時間でも髪の内部に入り込み 危うい髪を強化してるみたいです。
アイロンは・・毛先以外は結構適当にかけてますがこの状態!! 以前に伸ばしているので今回は ビビリを抑える程度で良いかと思います。 後はハナヘナが内部でサポートしてくれますので・・。

この後2剤ですが 元々酸化が足りなかったような状態だったので 最初にブロム酸2剤を12分置いてから しっかり流してシャンプー台で過水の2剤を5分置いてみました。(あれ? ダブル酸化ってどっちが先だった??まあいいか・・・)

で ミックスハーブでコンディショニングして ホホバ系のトリートメント(DOーS等)で ざっとブローで仕上げると・・

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手触り戻りました! 多少の色ムラはありますがそれは仕方ないとして それでも最初の状態よりは差は無くなったと思います。(施術時間は2時間弱)

ビビリ補修自体は 確立された方法ではないので 色々なアプローチはあると思います。この方法だと発色してしまうという事がデメリットにもなります。 科学的な論拠はまだ無いので何ともいえませんが 結果は出ました。ハナヘナの髪を強化する効果って 解かってくれば意外に感単に使えそう に思います。

来週の(あと3日wwまだ空きはあり 前日まで受け付けてます)

"楽しくヘナをやってみよう IN 山梨”でも 中間へナをやりますので 詳しい事はその場で聞いてください