また間が空いてしまいました・・ネタが無いわけではなくて 少し考えがまとまらず悶々としてましたww

2月と3月は思った以上にヘナのお客さんが来て頂けました。ありがたいことです。 1日平均2名~でしたので 徐々に増えてきたという実感はあります。

自分で言うとちょっとやらしいのですが・・一人サロンとしてはまあまあかな・・ なんて思っています。(ヘナ専門店ではありません・・)
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            ありがとうございました・・・
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またインディゴ関連ですが 使い方を見直しています。

基本的に ハナヘナとインディゴを使う場合は2度染めにしています。 これは 以前4:6や2:8のミックスで染めた場合に 時間をおいてその場では染まっているようでも 発色する前に取れてしまう とか ヘナのオレンジの発色しか残らない なんてことが多かったので 安定して入りやすい ヘナを載せて その上に確実にインディゴを載せる2度染めにして 混ぜて使うのはのは止めました。

ただ 前回のブログにも書きましたが 原因らしきものが見えて来ました。 気がついてみれば意外と単純な事だった様です。

自分がお店でお客様に染める場合は 最初にシャンプーとかしません。 ブラッシングで絡みを取ってから 乾いた状態にハナヘナを手塗りしてしまいます。(どうしてもというシャンプーのご希望がある場合は洗います。)
感覚ですが ヘナもインディゴも 乾いた状態のほうが染込みやすい様に思います。 また シャンプーなどで洗わなくとも 泥パックのように汚れや皮脂を絡め取って毛穴付近まで綺麗になっているようなので シャンプーはいらないし アフターもしっかり流して ミックスハーブで洗うから 後のシャンプーしなくても特に問題ないと思っています。 

ヘナについては シリコン皮膜やワックスの蝋のような皮膜も通り抜け これらも汚れと同時に絡め取って綺麗にしてしまうようです。だから 余分な事は考えなくても塗布して時間を置いて 流すだけ・・ で 最後に油分のバランスを取るために ホホバ系のトリートメントを少量使えば十分と思います。

(余談ですが・・ ヘナはphがアルカリよりのほうが微妙に入りが良いです。炭酸泉(弱酸性)を使ったゼロベースって考え方もあるようですが ヘナ単染めについてはアルカリ泉のほうが有効と考えています・・ まあいずれにしても差は微妙と思いますが・・後で少し触れます)

ヘナ染めだけなら 多分このやり方で特に問題ないと思います。 

ではインディゴは?
2度染めがほぼ問題なく染まっていたのは ヘナ染めをしたときにある程度の皮膜を除去していたため きちんと入っていたのだと思います。ヘナとインディゴは 同じような葉っぱの粉末には違いありませんが 似て非なるもので カラー剤のように量で濃さや発色などを調整できるほど単純じゃありません コントロールは難しいのですが それでも上手い具合に発色すると カラー剤では出せない 深い色が出ます。 今回は発色じゃなくて いかにインディゴを載せるかという事ですが

以前の発色する前にインディゴがはいりが悪いとか取れてしまった原因は やはりシリコン皮膜だった様で 前回検証したように インディゴが皮膜に弾かれたと考えます。 要は皮膜を取る事でインディゴが弾かれない様にすれば良いのでしょう。 

過去の実例ですが ヘナ4:インディゴ6で 9トーンぐらいの髪を6~7トーンにトーンダウンが大成功して 調子に乗って別の方に試すと・・ ヘナのオレンジしか入らず見た目が明るくなってしまったとか・・ 白髪交じりの髪にヘナ2:インディゴ8で染めてみて 予定ではブラウンになる筈が薄いクリーム色程度しか発色しなかった・・ なんて事があって インディゴは信用できないから 混ぜない2度染めだけに。 

まだ完全に信用してるわけではありませんが ある程度皮膜除去をする事で トーンダウンには安定して使えるかも・・ という事で 再度混ぜて使ってみました。

カラーが退色して明るくなり過ぎて・・ 毛先は傷みがあるのでカットして中間から毛先まではトーンダウンしたい でも 傷みは抑えたい という事で 先にシャンプーをして カット後乾かしてから
ヘナ4:インディゴ6でトーンダウンしてみました。 
$さんごうのブログ $さんごうのブログ

髪の艶は シリコンによる艶です。見た目以上に傷みはあり・・絡みます。 子供さんがどうしても写真に写りたいみたいでwwついでに写っていますが意味はありません。

ヘナ4:インディゴ6で50分置いて トーンダウンは上手くいったようです。


結果はまずまず というか しっかりトーンダウン出来ました (実を言うと 過去にトーンダウンを失敗してヘナのオレンジが出てしまった方なのです・・) 今回はこの後また発色してもう少し馴染むと思います。

この方は ホームケアでS社の”TSU○○○I”のシャントリと アウトバストリートメントも使っていたので 洗浄力を上げたシャンプー(人道的に?ここでは書けません・・・山梨勉強会で話しますww)で しっかりと皮膜を除去してからやってみました。
Phの事は置いといて さっき触れた"ゼロベース”で シリコン皮膜が除去できるのであれば こういう場面で 炭酸泉も有効なのかもしれません(使ってないので断言は出来ませんが・・・)

まだ検証の数は少ないですが とりあえずは皮膜除去が出来れば ヘナ+インディゴはトーンダウンに使えそうです。

ハナヘナのみの1度染め または ハナヘナ+2度染めの場合は 従来どうり皮膜とか気にせずノンシャンプーで塗っても問題ないと思います。 洗ったり乾かしたりは手間が増えるだけなので・・

トーンダウンを目的としたヘナ+インディゴのミックスを使う場合は シリコンなどの皮膜を除去してから使うようにすれば 以前のような失敗は無くなる?かと思われます。
いろいろな事を理解した上で 使い分けが出来るようになれば 失敗も減り 使える技術になっていくのだと思いました。

シリコン皮膜とか 確かに厄介なものでもありますが ホームケアにおいては シリコンが必用な髪の状態というのもあり。私自身はシリコン否定はしません。考えがまとまったらこれについても書いてみたいと思います。