写真展『立ち入り禁止の向こう側』行ってきました
新宿の
コニカミノルタプラザで開催中の
西澤丞 写真展
『日本の現場 立ち入り禁止の向こう側』
に行ってきました。(併催『虹色の風景』)
東口の地下道にポスターが貼ってあって、
内容というよりも
「立ち入り禁止の向こう側」
という言葉に惹かれました。
人は禁止された事に興味が湧くのですな。
普段入る事ができない、工場や科学開発現場を撮り続けてきた写真家さんの作品です。
製鉄所や造船所、トンネル建設現場、イプシロンロケットの開発現場、
最先端の加速器実験の現場
などなど
立ち入り禁止な場所ですから、当然ですが「知らなかった~」という影像ばかりです。
そして、製鉄所や造船所の使い込まれた部分から
最先端科学実験の、ホコリひとつ無い滅菌の部分との対比、
現在の日本経済に欠かせない、そして日本経済を支えてきた分野と
これからの科学を作っていく分野との対比
知らなかったのはその場所の画だけでなく、
そういう大きな対比を見る目を知らなかったという事に気づかされました。
何より、どれもバカみたいに精密な機械が入り組んでいて
誰がどうやって作ったんだか・・・
気が遠くなります。
そして全てがカッコいい・・・♪
メカ好き、工場好き、機械好きには垂涎もののたまらん写真がいっぱいです。
あぁ写真集欲しい。
カッコイイを連呼して、最後の西澤さんの言葉に
これまたドデカイ感銘を受けて帰ってきました。
毎日のいろんな事が、それがそこにあるのが当たり前だと
思っちゃいかんなと改めて痛感しました。
知らない所で誰かが何かをしてくれてるから成り立ってんだよね。
というイマジネーションを忘れちゃいかんね。
31日までやってます。
無料です。
もう一回行っちゃおうかな。