教会音楽家とは… | さいちゃんの教会音楽な日々

教会音楽家とは…

ズバリ、手配魔。 (ぉぃ


と言っても過言じゃないほどに、最近いろんな手配が大変。

 もっともこれは同業者の間では自明の話で、「手配に忙しくて音楽してる暇がない!」という、冗談みたいな本当の話があるくらいだ(汗)だんだん、何を職業にしてるんだかわからなくなってくる。


 3月16日のエントリ に書いたように、現在ハードスケジュールな私なのだが、つまりはいろいろな本番の準備を並行して進めていることになるのだから、当然手配するものもそれだけ多くなる。

 一昨日ようやく、堅信礼関係の仕事が終わってホッと一息ついたところなのだが、次の日曜日はシュテックフェルトの合唱団の出番。いつもと違う教会で指揮&オルガン奏楽をすることになるため、そこのオルガン一度練習させてもらおうと思って、教会事務所と牧師と交渉。結局前日に鍵を借りて練習させてもらうことになったのだが、忙しく飛び回る牧師と連絡をつけるのが大変で、それだけで手配に1日を要した。


 今朝は今朝で、朝一番に4月2日のマティネーで一緒に演奏するトランペッター君から日程調整の電話で、何度かやりとりしたあげく、明日やっと選曲のための顔合わせをすることになった。シュトゥットガルトフィルのトランペット奏者なので、何かとオケの日程が忙しいのだ。ようやくオーストリアでの演奏旅行から帰ってきて、打ち合わせが出来るようになったのである。…って、本番10日前だよ_ _; これでしゃあしゃあとコンサートをする我々も我々である。(裏舞台をばらしすぎると、聴衆の皆様に失望されるかも^^; …いやいや、若いけど腕のいいトランペッター君なので、私さえコケなければ大丈夫のはず。)

 それが一段落したと思ったら、全然音楽とは関係ない電話が一本。ドイツで地雷除去に関わっている団体を教えて欲しいという電話で、ある催し物で「戦争と平和」について取り上げる時に募金アクションをして、集まったお金を寄付したいのだそうである。電話の主は、私がこっそりネット上で(非力ながら)様々な団体を支援しているのを知っている人だったから仕方ない(苦笑)。地雷除去に関わっているドイツの団体は知らなかったのだが、日本の団体のHPからリンクをたどったら上手く見つかった。情報をプリントアウト。

 それから4月12日の、シュトゥットガルト空港でのエキュメニカル礼拝のために、歌と楽器の人を一人ずつ探すことになっていたので、それの打診のメールを送ってみる。あまりたくさんお給料が出ないので(と言っても交通費プラスアルファぐらいはちゃんと出る)、音大生をターゲットにしたのだが、ヴァイオリン専攻の日本人学生からOKがもらえた。声楽の方は都合が合わなくて断られてしまったので、次なる人を探さねばならないが、まずは一人見つかって良かった^^


 あと今週やることは?というと、最優先で歌を歌ってくれる人を探すことと、見つかったら牧師に連絡して曲目等の打ち合わせをすること。トランペッター君とマティネーの曲目を決めて、プログラムに印刷するのに必要な略歴とかを持ってきてもらうこと。(プログラム作成は来週だな、こりゃ_ _;)シュテックフェルト教会の鍵を取りに行ってオルガンを見てくること。26日のシュテックフェルト合唱団の本番を成功させること!!(これが大変だ_ _;)そして26日に私の代わりにホイマーデンで弾いてくれるオルガニストのために、礼拝順序の改訂版を作っておくこと。それから26日の午後の礼拝の、礼拝順序を細かく書いた紙を発掘しておくこと(汗)そして、金曜日にはピアノの生徒3人のレッスン。

 う~ん、雑用ばかりだが十分やることがあるぞ。頑張らねば。