少林寺は禅宗の発祥地、
禅宗の創始者はダルマ大師。
ダルマ大師はインドから、まず中国の南方に。
転々と最後に嵩山のふもと少林寺にたどり着き
そこで偉業を成し遂げました。
「9年間 面壁」はとても有名な話です。
山頂の洞窟で9年間壁に向かって
坐禅し続けていました。
今でも遺跡として「だるま洞」が残っています。
具体的にこの9年間は、どうやって暮らしたかは、いろんな説があります。
山中の果物を食べたり
湧き水を飲んだり
野生動物からの攻撃を防御したりするなどの諸説。
ひとりでの山暮らしは、きっと想像を絶するでしょう。
子供の頃最初に「9年間面壁」の話を
聞いて、ただ単純に頭の中で
座ったままで
9年間ひたすら坐禅していたと
イメージしました。
しかし、今になっても
やはりそう思っています。
不可能のことはないと
特に悟りを開いた智徳の聖者にとっては
無限の可能性があります。
私はずっとそう思っています。