ゴルフへ | 横浜きぬた歯科院長ブログ

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先日、久し振りに当院の歯科医師の二人と一緒にゴルフに行ってきました。

ゴルフをスタートしたのは朝の4時半・・・休みなしで18ホール回るプランでした。

朝の2時50分に集合場所に私が一番に到着した時、海外に行く時でも遊ぶ時でも仕事でも、私は51歳にもなるのにどうししていつもこうなんだろうかと考えてしまいました。


ゴルフは天気にも恵まれて二人は楽しんでいました。

私も調子が良くて二人に感心されるショットが何度も出ていました。


ゴルフを私は大切なものと思っています。必要があって誰かと交流を持つ時はもちろん当医院のスタッフと仕事以外で分かり合える機会にもなるし、なにより運動になるからです



しかし・・・私はゴルフに行くと最近、飽きてきてしまうのです・・・

18ホールの中で5ホールくらいまで行くと、あと13ホールもあるのか?と・・・

調子は最初より後の方があがってくるのが常なのですが・・・


もちろん一緒にゴルフをしている人達に私が飽きていると伝わらないように注意します。


もう一つ私なりに気をつけていることはゴルフに対しての考え方は人によって大きく違いがあり中には一緒に回る人の人間性を測る人がいるということです。

しかもそのような人達の中にはゴルフのマナーが悪い人に対して人間性を否定してしまうような人もいるのです。しかも口には出さずに・・・


その為、私は最低限のルールは常に守るようにしているのと身内とゴルフをする時は彼らの気分を害さないことを気をつけながら他で恥をかかないようにルールを教えるようにしています。

それと、事前にそう感じる人とはゴルフに行かないようにしています。

だからゴルフがつまらないと感じるの訳ではないのですが・・・


ところでその日、最終ホールで右に急カーブしているホールがありました。左には大きくフェアウエーがありました。

一人がティーグランドで(左のフェアウエー狙いですね)といいました。

それに対して私は

(そういった考えは人生を駄目にする。俺が狙うところを見てろ!俺が今までどう生きてきたか見せてやる!)と・・・

そこで私が放ったドライバーショットには私自身が驚きました。左の高い松の先を狙ったショットは、本当にその先をかすめて飛んで行ったのです。

380ヤードのミドルホールだったのですが、二打目はのこり80ヤードを切っていました。


スコアーなんてどうでもいい私のゴルフはいつもこんな感じです。

もちろんそんないいショットは私にとってマグレなのです。


しかし、それを見ていた二人は感激していました。

それはどうでもいいのですが問題はその後でした。


次の順番の歯科医師が左狙いだと言った勤務歴3年の歯科医師に対して

(今度は俺が院長に10年間、どんな気持ちで付いてきたのか見せてやる!)とドライバーを構えたのです。


私はその言葉に驚きました。確かに彼は私に対して常に従順でした。

彼のその一言で彼と一緒に過ごした10年間が走馬灯のごとく思い出されました。その緊張感の中、彼が放ったボールは私と全く同じ方向に飛んでいきました。

距離が足りず松の木の下のバンカーに入ったものの私は心からほっとしました。もちろん彼にとってもそのショットはマグレです。


彼はその後、私を見てガッツポーズをしていました。

私に褒めてもらおうとでも思ったのでしょうか。


私は彼を絶賛しながら気が付きました。

私にとってゴルフは、そんなことを軽々しく言う彼らの接待になってしまっているのだということを

次回は私がもう一度ゴルフが好きになるように接待させるつもりです。しかも私にはその権利があるとまで考えさせる、そんな日でした。