EF81 81号機
こんばんは。ゆうづるです。
3連休の初日・2日目と東北線大宮~宇都宮間開業130周年記念列車が走りました。
1日目7/18の往路をEF81 81号機が牽引し、2日目7/19の復路をDD51 897号機が牽引したのは皆様御存じのとおりかと思います。
EF81 81号機といえば昨年8月の入場時に以前身にまとっていた「お召塗色」が復活し、俄然人気のカマに躍り出ました。
そんな81号機の過去~現在の塗色の変化を写真でたどってみたいと思います。
1982-2-9 常磐線 水戸~勝田間にて
81号機はもともと日本海縦貫線の輸送力増強用として富山第二機関区に新製配置されました。
その後常磐線のEF80置換のため、内郷機関区に転属しました。
写真は内郷時代のものです。
1986-1-15 常磐線 佐貫~牛久間にて
1984年の内郷機関区廃止に伴い、田端機関区に転属になった81号機は1985年のお召列車牽引の
本務機に指定され、塗色もお召仕様に変更されました。
お召後も写真のように手すりや側面の銀帯等がそのまま残された姿で一般運用についていました。
1992-8-8 常磐線 内原~赤塚間にて
お召塗色だった81号機も全般検査を機に一般の赤ガマになってしまい、「普通のカマ」になってしまいました。
ED500-901号機の新鶴見への回送を担当したのが81号機でした。
ちなみに写真の場所の背景には現在巨大なイオンモールが建っています。
2010-2-6 新鶴見機関区にて
1993年に晴れて北斗星色となった81号機は文字通り北斗星の牽引をはじめとする運用に大活躍しました。
81号機は「お召牽引」の証しとして手すりの銀差しは継続して行われ、他の「星ガマ」とは一線を画したいでたちでした。
2015-7-18 東北線 尾久~赤羽間にて
そして2014年8月に秋田車両センターに入場した81号機は往年のお召塗色に塗り替えられ、一層目立つ存在になりました。
走るところ必ずといっていいほどカメラの放列を浴びる人気ぶりです。
これからも一日でも長く走っていってもらいたいものです。
ちなみに検査表記は「20-9秋田車セ」になっていましたので、昨年の入場は全般検査ではなく、塗色変更を伴った定期検査(重要部検査?)だったと思われます。
悲しい予想ですが最短であと1~2年で検査切れを迎え、最悪廃車の可能性もありますので機会あれば出来るだけ撮影しておきたいものです。
それではまた。