昨日の記事
を読んでいただけたらわかりますが
実際のバドミントンの試合は
一部の長いラリーと
多くの短いラリーとで構成されています
その短さも
多くのバドミントン経験者の方が
思っているよりも
ずっとずっと短かったと思います
このことを念頭において
今日のテーマ
「持久力系の練習と
スピード系の練習を
どういうバランスで行うべきか」
bonnyなら
まずはスピードを重視します
だって
持久力を鍛えても
1球1球に追いつくスピードがなかったら
持久力が発揮されるような
長いラリーや長い試合になる前に
負けちゃいますから
それに
ほとんどのラリーは短いわけですし
では
持久力のトレーニングはやんなくてもいいの
という疑問が当然湧いてきますが
それは違います
仮に
ほとんどのラリーが短くて
1分くらいのラリーが2,3回しかなかったとしましょう
実際には
持久力が要求される2,3回のラリーを取られるだけで
すむのでしょうか
そうはいきません
持久系のトレーニング効果は
長いラリーそのものへの耐性だけでなく
長いラリーが終わった後の
回復力にも影響するからです
つまり
持久力系のトレーニングが積めていないと
長いラリーを取られるだけでなく
そのあとに続く
数本のラリーも
スピードが極端に落ちたり
足がもつれたりして
最悪の場合
試合の最後までその状態を引きずってしまうからです
だから
持久力系のトレーニングも絶対にしなくてはいけません
それでもbonnyが
スピード系のトレーニングを優先させるのには
別の理由があります
1つには
スピード系のトレーニングの方が
効果が現れるのが早いということ
チームを新しく作る時に
即効性があるからです
もう1つの理由は
持久力系のトレーニング・練習の後から
スピード系のトレーニング・練習をしても
疲れすぎて
スピード系のトレーニングになりませんが
スピード系のトレーニング・練習をした後で
持久力系のトレーニングをしても
疲れた後で持久力系のトレーニングにならない
なんていうことがないだけでなく
疲れた状態からスタートしているので
持久力系のトレーニングだけで必要な時間よりも
短い時間で
同じだけの効果があるからです
このように
トレーニングや練習は
やるメニューだけでなく
やる順番も重要なポイントになってきます
ちなみに
持久力系のトレーニングは
トレーニング効果が現れるのに
時間がかかるだけでなく
トレーニングの効果が失われるのも早いという
クセモノなので
くれぐれもご注意ください