昨日から気温が上がりましたね。
今日は一日中雨でしたが、これからちょっとずつ
春っぽくなってくんだろうなぁ。
気温が上がると走るのがキツくて嫌だなと思いながら
新たな大会を本日ポチりましたわよ。
奥びわこ健康マラソン の15kmでございます。
5月なんで桜は散ってますけど葉桜と奥琵琶湖も
ちょっと暑いんだけどなかなかよろしくてよ。
実家からも近いので帰省を兼ねての参加です。
さて、前回からの続きを。
少しばかりの風邪を自覚しながらスタートして、
10kmも行かないまでに口呼吸をしている事に
気づいてちょっと不安になってきてた。
びっくりするぐらい口の中がカラカラでねぇ。
だけど、鼻が詰まってるわけでもないのよ。
その代わりにハンパない鼻水の量でね。
タラタラ流れ出てくんのよ、誰にも見せられないくらい。
そこで忘れ物をしてきたことに気づいたわけ。
「ポケットティッシュ・・・ぐぁぁぁ、しくったぁっ」
わざわざ部屋中を探して持ってきたのにぃぃぃ。
で、京都マラソンでもらったBUFFを首に着用してたので
それで鼻水を拭った、拭った、拭った・・・
５回くらい繰り返したら鼻の下がヒリヒリしてきたけど
６回目くらいからはBUFFでガッツリ鼻をかんでた。
それが口元にあるのもなんなんで、くるりと後ろに回した。
それをな・・・ゴールまでずっとくるくる繰り返しててん。
首周りは鼻水だらけになってたに違いない。
そんなことあれど、それでもスピードは落なかった。
むしろ自己新が出ちゃうかもしれん。
帰ってみんなに報告したらビックりされてしまうかも。
レェディ～ゴ～～～～～ッ♪
レぇでぇ～ご～～～～～っっ♪
ちゃっ、しゃ＊％＆’％（）＆）～～らぁ～～っ♪
もう、絶対に興味のないディズニー音楽でさえ
今の旬が折り重なって飛び出す絶好調。
で、１５kmを過ぎた頃に彼らは後方からやってきた。
今をときめく公務員ランナー氏。
なぁんか一瞬のことで走ってるようには見えんかった。
上手く表現できないけど、カール君しってる？
あれくらいの速さで行ってしまうような感覚。
地に足ついてんの？
何、ついてんの？
もう一万人くらい抜いてきてんの？
ん？そのふくらはぎの筋肉はなに？
それキンキンに硬いの？
あたしおんなじのん持ってたりする？
そんなスジ、どっから伸びてきてんの？
もう、たまらんくらいいっぱい聞きたいことがあったし。
そして彼らに送られる黄色い声援もハンパなかった。
これ、煩悩にまみれた男性ならフツーに走れんよ。
絶対に嬉しいに違いないし、戦うことを飾ってしまうだろう。
やっぱりすごいよなぁ・・・やっぱちゃうわぁ。
そんな事を思いながら彼を見送った。
見送ってすぐのことでした。
リアルな煩悩にまみれたブログ村の応援団を見つけました。
相変わらず遠目から見ても楽しそうで、キラキラしてました。
まるでこの大会が彼らの為にあるかのようにさえ無邪気に
楽しんでいたように見えました。
ほんま人からエネルギーもらってんなぁ・・・
で、あたしも大人なのでやぱっぱりね、思うわけよ。
「やっぱ、挨拶くらいしとかんとアカンやろ」
そりゃ、そうでしょ？誰かわからんと思われても
一応しとかなアカンでしょと走りながら思ったわけです。
で、ハイタッチレーンに入っていったの。
人も多いし走りながらじゃ無理はあるかもなぁと感じましたが、
一人づつハイタッチしながらその時に出せた最大の音量で
応援してくださってるみなさんにお伝えしました。
村①「がんばれぇぇぇ～～～」
きん「きぃ、きぃんきんで、アフターぁ・・・・」
村②「ファイトぉｫぉぉっぉぉ～っ」
きん「よろしぃぃ・・・っく、おねがぁぃぃしまぁぁ・・・」
村③④「イエぇぇっえぇぇぇ～～～っ♪」
村⑤⑥⑦「うぉぉぉーーーーーっ」
ちょっとまてぇぃぃぃっ！
どいつもこいつも
全然、聞いとらへんやんけーーっ！
もうね、マラソン中に伝えるのは無理だと判断した。
彼らの耳には絶対に入ってないと確信できたし。
今おかれてる状況を全力で楽しんでいる方々に、
あたしが割り込んだのが悪かった、きっとそうそう。
あたしだって応援してもらってパワーもらってんだ。
とても嬉しいし、参加してよかったなと思えた。
彼らは全然悪くない、悪くない・・・あれが正しいんだ。
たとえ煩悩だらけでも。
結果、二度目も諦めてそこを去ったのです。
そっからですよ。
結構、あたしも冷静になってきたのかもしれません。
半分過ぎたなぁ、いろいろ痛くなってきたなぁ。
鼻水も相変わらず止まらへんし。
なんか、こっから長くなりそうやなlぁ・・・
そんな事を思い始めていたのです。
