大相鉄展にて。
◇◆◇
そういえば、全然聞かなくなった言葉があります。
「できることを（一生懸命）やる！」
東日本大震災のときは、耳にタコができるほど
聞いてましたが、
今はサッパリです。
そんなときに、
「できることを（一生懸命）やる！」
のも、いいものです。
◇◆◇
自分もそうなのですが、
人は追い詰められたり危機的な事態になると、
突如一生懸命やり出します。
ときにはボランティア精神を全面に出し、
利益そっちのけにしてまでもプロジェクトを
立ち上げるなどして、全身全霊を
傾けます。
ハードワークするのも厭わないです。
しかし、
状況が落ち着いてくると、
だんだんと手を抜いたり不正に走ったり
します。
一生懸命やってると、
嘲笑されたり異物扱いされたり
なんてこともあります。
少しの残業でも、真っ黒企業だ！ブラックだ！
となることも。
◇◆◇
ところが、
危機的状況になって一生懸命やっても、
それがちゃんとした結果になるかどうかは、
別問題です。
そもそも、それまでちゃんとやってこなかった、
一生懸命取り組んでこないと、
いざ！ってときには何もできない。
それどころか、自分で自分の首を締めて
しまいかねません。
いつくらい前だったか忘れましたが、
福島県の東京電力福島原発に関連して、
「津波から原発を守るための防潮堤を造るべき！」
という声が上がったことがあります。
しかし、税金の無駄！という大声に押される
形で、プロジェクトは形になりませんでした。
その結果、地震で大きな被害を受け、国民生活にマイナスの影響を与え、莫大な費用をかけることに。
あるときに、一生懸命やってこなかった、やろうとしなかった弊害と言えるのではないでしょうか。
◇◆◇
人と同じことをやったところで、
突出した結果を出すのは困難です。
人並みの結果すら難しい、ということも
大いにあります。
周りがそれほど一生懸命じゃないときに、
あえて一生懸命やる！ことで、
突出した結果につながるものです。
読者数が約20万人と、個人発行としては国内トップクラスのメルマガを発行しており、経営者／投資家としても活躍されている鮒谷周史さんは、こう仰っています。
『当たり前ですが、
人と同じことしかやっていないのに
成果だけは人並み以上に欲しい、
などといった話は通るはずがありません。
人並み以上、さらには人並み外れた結果が
欲しいのであれば、人並み以上、
さらには人並み外れた「何か」が必要です。』
※引用元はこちらになります。
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できることを一生懸命やる、これだけで
十分結果はついてくるものです。
すぐ出るか、少し後に出るか。
これは神のみぞ知るところですが、
少なくとも今から一生懸命やり始めれば、
年明けてそれほど時間がかからずとも、
お望みの結果はついて回ります。
とても当たり前過ぎることですが、
大きすぎる価値をもたらす行動指針です。
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