LML エンジン異音 修理 3 エンジン組み立て〜完成
エンジンを組み立てます~。
交換するベアリングです。
異音がするので全て変えます
ストーブで温めます
適温だとすんなり入ります
オイルシールです。高品質なものをチョイスしてます。
ケースを温めます
ベアリングを入れ、オイルシールを嵌め込みます。
クラスターのベアリングも必ず交換します。
昔、VBB(150スタンダード)で異音がするのがあって、ココがダメだったことがありました。
スパイダーを交換します。
LMLって、旧型のスパイダーなんですよね~。緩みにくくて良いけど~。
Dシャフトを引き込みます。
見え難いですが、キックシャフトの穴のOリングはダブルなんです~<親切設計・・でも、部品が余計に要りますな~(笑)。 大概、セットのOリングは1個だけなんで~。
キックシャフト(1/4ギア)の潰れたバッファーゴムも交換します
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核心の部分です。
交換するクランク(マジッチェリ製)です。元のクランクは一見キレイでしたが、ビックエンド(コンロッドと繋がる部分)のローラーがダメになって、ガタが出てました。それで、ピストンの首振りをしたようです。異音と振動と、チカラが出ない原因はここでした。
SSTでクランクを引き込みます。今回は順番が違ったのでヤリ難かったです・・。
ケース閉じ前の図
CylinderKITはDRです。元はOLYMPIAでした・・。同じモノだけど、表示が違う・・(笑)。DRだと、フライホイールとの干渉も無く、楽に組めます~(笑)。
COSAクラッチばらし。
辛抱すれば使えなくもないけど、爪が摩耗してたので交換。
ブレーキシューも交換
いつものANTI AQUAのスリット入り
エンジン完成!
タイヤ付きの方が車載しやすいです~
車載終了
コヤツが付かなくて苦労しました・・。
クラッチINの/OUT、シフト×2 ワイヤー交換。
中でサビて白く粉吹いてました・・。
一難去ってまた、一難・・
シートロックが割れてました・・取り替えたヤツも破損・・・。違う種類を付けたとさ。
完成!
《インプレ》
始動性も良いです。アイドリングも力強く安定してます。
エンジンの音も静かになり、吹け上がりもスムーズです。
ownerさまに乗って頂きましたが、スピードも断然出るし、静かでスムーズ。本来の性能になった!と喜ばれてました。
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