VBB VESPATRONIC 点火時期編

取り敢えず、組み上げたVBBのVESPATRONICですが、これからが最も重要で、大切な作業となります。

昨日は、PXの平均的な位置にしておいたので、始動し、問題なくエンジンも回りました。

ただ、回り方も元よりはイイけど、”こりゃ、すごいぜ！”という風でもないん突き詰めます。


まず、TDC（上死点）を出す為に、ダイヤルゲージをセットします。


フライに印を付けます。



タイミングライトを照射して、どの位点火時期か調べます




円周分度器が無いと分かりませんです。

結局、元だと狙いよりBTDC（上死点前：BeforeTopDeadCenter）で約20°進角してました。
超～早期点火（爆）。コレでも動くから、ベストロは凄いです～＜どおりで、ミスファイア気味でした～。
誤差はクランクの違いです。なので、20度もズレてたんですね～。

ステータのバックプレートを動かして再点検。ん～、それでも、5°位は早期ですね・・。

あっ、基準はノウハウなんで秘密ですが、ベストロの勘所というか、ツボがあるんです～。

仕方ないので、バックプレートを取り外して、削りました～。

次はどうだ！。


バ～～ッチリ！。狙いどおりの位置になりました・


で、効果ですが、キックも軽くなり、回転の上げりも速いのナンノ～！！タコが無いので分かりませんが、MAXrpmは確実に上がってますね。

激変です！！。

コレが出来るかできないかで、VESPATRONICの性能を引き出せるかが決まります～。

月曜日にキャブをやります～。


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